中国は尖閣諸島を自国の領土だと主張し始め、さらに海警局の艦艇に領海侵犯した船に武力攻撃を許可する権限を与えるという

中国は尖閣諸島を自国の領土だと主張し始め、さらに海警局の艦艇に領海侵犯した船に武力攻撃を許可する権限を与えるという

中国の立法機関である全国人民代表大会は、中国の海警局に武器使用権限を与える法案を提出したとの報道(11/5のNHKニュースより)。一見すると中国の内政問題のように思えるが、違う。

中国は日本の固有の領土である尖閣諸島を自国の領土で領有権ありと主張し始めたからだ。この論理でいくと、尖閣諸島は中国領土。中国領海に日本の漁船が侵入してきて、停船命令に従わない場合は中国海警局の船が日本漁船を攻撃出来るということになる。

1970年代以前は中国は領有権を主張して来なかったが、国連の調査で海底油田が出ると分かったら態度を変えて、50年に渡り徐々に言動をエスカレートさせて来た。

日本政府は相当な覚悟をもって尖閣問題に対処しなければならないし、国民も相当な覚悟が必要だ。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201105/k10012695831000.html