スマホ依存症(オンラインゲーム依存症)は病気と世界保健機構(WHO)が決定。全世界で対策に取り組むことに

スマホ依存症(オンラインゲーム依存症)は病気と世界保健機構(WHO)が決定。全世界で対策に取り組むことに

6月世界保健機構はゲーム依存症・スマホ依存症は病気と認定。病気分類表に加えると発表した。日本の調査によると中高生で52万人、成人で420万人と推計される。通勤電車で実感するのは車内でスマホを使って相当の人がオンラインゲームをやっていることだ。

長谷川眞理子政策学院大学学長は「人間は二分法で決断をつけたがる存在だが、じっくり考えなければならないという良識があった。これを大きく壊したのがネットだ。ネットの世界では飛び交う文章が短い。二分法と二者択一が占領する。危険だ。」(平成30年6月24日毎日新聞朝刊)と述べている。

生まれながらバーチャルなスマホ環境で育つこれからの世代はどのような思考と生き方をするのだろう。今まで築いてきた社会はどのように変容するだろう。

私は武蔵野市長時代から小中学生に自然の中で農作業等共同生活を1週間行うセカンドスクールを教育委員会事業として実施してきた。セカンドスクールではスマホ、ゲームは禁止だ。それでも参加した小中学生は退屈しない。充実し成長して帰ってくる。

平成29年から始まった文部科学省学習指導要領では総ての教科で体験学習を充実するよう求めている。