コロナのフェイクニュース、台湾蔡英文中華民国総統がコロナに感染と―毎日新聞記事

コロナのフェイクニュース、台湾蔡英文中華民国総統がコロナに感染と―毎日新聞記事

本日4月23日付の毎日新聞がタイムリーな記事を掲載している。記事によるとコロナ感染病にひっかけフェイクニュースを流し、国際世論に訴えて中国の宣伝に使っているという。
「台湾人から脅迫を受けているWHOテドロス事務局長に台湾人を代表してお詫びする」
「台湾政府はコロナによる大量の死者を隠している
「蔡英文中華民国総統がコロナウィルスに感染している」
これらは総てフェイクニュースで、発信元は中国だという。さらに「食糧危機が起こる」とのフェイクニュースがSNSを通じて拡散されたが、台湾政府の首相が会見して、台湾には十分な食糧があると発言したら食糧の買い占めが止んだという。
日本でも熊本地震でライオンが逃げ出したというフェイクニュースの映像があった。世界中の総ての人々が発信する時代だから、悪意のイタズラ、フェイクニュースはこれからも後を絶たないのだろう。
情報の受け手である我々は真贋を判断する知性が必要だ。そのためにも公的なチェック機関の活躍が望まれる。
タイムリーな記事を掲載した毎日新聞をはじめ、マスメディアに要望、大手新聞社やテレビ等、報道機関はバイアスのかからない記事を作り、フェイクニュースに対するチェック機能を果たして欲しい。SNSではこんな情報だが、新聞が正確に書くからねと。とりわけ大事なことは、事実の報道と社の主張を明確に分けて報道することだと。