オスプレイ佐賀配備―国防には基本的に協力する立場と山口知事

オスプレイ佐賀配備―国防には基本的に協力する立場と山口知事

本日(25日)付朝刊各紙が、佐賀県の山口知事が県営佐賀空港にオスプレイ配備を受け入れる。着陸料は年5億と一斉に報じた。山口知事は昨年5月に「国防には基本的に協力」との方針を示していたとの報道。
久しぶりでスッキリした政治家の発言だ。国防は国がやるべきこと、県は迷惑を受けているというような姿勢が目立つ記事が多いからだ。各県や市町村それを代表する知事や市町村長も、日本国の安定があってこそ、県民や市町村民の生活があることを改めて確認すべきだ。
何でも国防優先等というつもりは全く無い。危険や騒音等、地域に与える影響が大きい場合には、合理的範囲で各々の住民の立場を代弁するのは当然だ。しかし、その前提は日本国の安全で、日本国は各都道府県や市町村という形で具体化されるのだから、国防の任務行動は必ず県や市町村に依拠しているのである。佐賀県の山口知事の言動に注目。