「総理もう帰るのですか?」 菅直人元総理と枝野党首が並んだ立憲民主のポスターが街中で貼り出された。11年前に見た古いポスターを思い出した

「総理もう帰るのですか?」 菅直人元総理と枝野党首が並んだ立憲民主のポスターが街中で貼り出された。11年前に見た古いポスターを思い出した

2011年3月11日の未曾有の東日本大震災が発災した時、狼狽え迷走したのは民主党の菅直人総理、枝野官房長官だった。

3.11の東日本大震災に狼狽えた菅総理は翌日の3月12日突如ヘリで福島原発を視察に! 吉田昌郎東電所長以下、所員が必死になって暴れる原子炉を制御しようと中の空気を外に逃がすベントを試みていたが、その最中の現地視察はベント作業を中断させた。百害あって一利無しの暴挙だった。

その後、炉心を冷やすための水が無くなったため、吉田所長は海水を注入するように命令したが、菅総理は「海水は塩が反応して再臨界する可能性がある」と、ストップをかけた。東電本社を経由して官邸の意向が伝わったか吉田所長は運転員に対して「オレは中止を命令するが、その命令に従わず、海水注入を続けるように」と指示。その指示があったおかげで、空焚きが防げたのである。生半可な知識で重大な専門的判断に口を挟む。この菅(カン)総理はもう終わっている。

「総理、もう帰るのですか?」菅直人元総理が避難民を慰問に訪れて、立ったまま対応し20分で帰ろうとした時、その場に居合わせた避難民の一人が放った言葉だ。