田中角栄さんの日本列島改造論以来、東京だけではなく日本の各地方を均衡をもって 発展させようという試みは、歴代為政者の大目標だ

田中角栄さんの日本列島改造論以来、東京だけではなく日本の各地方を均衡をもって 発展させようという試みは、歴代為政者の大目標だ

新産業都市構想、日本列島改造論、東海道メガロポリス構想、ふるさと創生一億円中核都市構想、中心市街地活性化、地方創生等時代と共に様々な地方活性化論が語られ実施されてきた。

しかし、東京一極集中は止まらない。今や東京・埼玉・千葉・神奈川の首都圏(グレータ―トウキョウ)半径100kmに3,500万人が住んでいる。

一方地方は、人口減、産業衰退過疎化に悩んでいる。戦後、農業・商業→軽工業→重工業→輸出型製造業→金融業・サービス業→情報産業→ICTバーチャル産業と産業構造・社会構造・生活スタイル等の地殻構造の変化が背景にある。

加計学園をめぐる論議の本質は、大学という知の分野で地方創生をしようとしていることであり、それをどう評価すべきかである。