「トヨタの2050年の経営目標~走行中のCO2の90%減、工場のCO2排出ゼロ、車から車をつくる」
今朝の政調資源・エネルギー戦略調査会で、小宮山宏三菱総合研究所理事長(元東大総長)が講演し、世界は省エネ、CO2削減、省資源に向かっていると、トヨタが昨年10月に発表した「トヨタ環境チャレンジ2050」を簡潔に説明した。
小宮山「あの手堅いトヨタが2050年に向かって大胆な環境チャレンジ策を発表した。日本全体も世界的潮流に遅れてはならないと再エネ、新エネ、省エネ社会に向かう大胆な取り組み示唆した。」
トヨタの2050年目標
① 新車の走行中のCO2を90%削減する ~エネルギー効率
② 工場CO2排出ゼロ ~再エネ、新エネの導入
③ 車から車をつくる ~都市鉱山、廃棄された車の材料を徹底的に利用する
さらに小宮山先生は、今後の課題について
① 2030年太陽光 6円/kwhとなる
② 洋上発電が国内で経済的に成立する
③ 蓄電池にかかる費用は、0.7円/kwhになる
④ 太陽光、風力、水力、地熱などエネルギー自給国家を目指すべき
⑤ エネルギー消費量は減っても電気の使用量は横ばい。送電網の強化と情報公開が必要
⑥ 再エネ、新エネの許認可の手続きの迅速化
を訴えた。
小宮山宏理事長は原子力発電にもふれて、ベース電源として貴重だが割合は低くとどまるとのこと。
IEA(国際エネルギー機関(IEA:International Energy Agency )の見通しも化石燃料、とりわけ石炭の割合を引き下げる方向だと述べた。
【2016年1月15日(金) 副大臣日誌】
(午後)
●行政書士法制定65周年記念式典 平成28年新年賀詞交歓会 出席 (@京王プラザホテル)
●全日本不動産協会 新年賀詞交歓会 出席 (@ホテルニューオータニ)
●全国ハイヤー・タクシー連合会 新年賀詞交歓会 出席 (@経団連会館)
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