邑上市政の自壊が始まった~武蔵境駅北口市有地600m2を実質7万円で業者に貸し付けることの反対集会、150名が集まる

邑上市政の自壊が始まった~武蔵境駅北口市有地600m2を実質7万円で業者に貸し付けることの反対集会、150名が集まる

2月22日(水)武蔵境スイングホール11階で、反対集会があった。

90席用意した椅子を次々に補充し、150席が埋まった。普段、見慣れない顔も多い。反対ビラを見て参加したという。

この計画は、

①駅前の一等地600m2を月額47万円で、業者に30年間貸し付ける(定期借地権つき)

②民間事業者は2階建て延べ1000m2の建物を建て、2階部分の半分200m2を、市が月額40万円で市政センターとして借りる

③1階の500m2は、民間事業者が営業として使う。また屋上はバーベキュー場として営業する。差し引きたつたの7万円で貸すことになる

④さらに建物を建設中の1年間は、地代をとらないという。驚くべき民間事業者厚遇である。

この計画の重大な欠落点は、この土地は100万円/m2×600m2=6億円の価値のある土地であり、この土地の資産価値をまったく無視しているところにある。

普通、超一等地の借地権価格は、自用地(更地)の8割といわれる。

この土地は、公示価格91万円/m2。実際には100万円と言われているので、600m2の資産価値は6億円だ。

30年間の定期借地なので、30/70かけても2億5000万円、都市計画の制限を割り引いても、1億数千万円の資産価値のある物件だ。

当然、権利金として1億数千万円をもらっても良い物件なのだ。

そもそも600m2の借地権と市政センター分の200m2の借家権が同価値というのも常識ハズレの金額だ。

自分が駅前の一等地600m2を所有していたら、こんなことは絶対にしないはずだ。

市民の財産を毀損していると言われてもやむを得ない。損害賠償の対象だ。

3月武蔵野市議会での市議会議員のきちんとした対応が待たれる。