北朝鮮の核・ミサイル問題と拉致問題は分けて考え、解決に向けて努力すべきだ−家族会の痛切な呼びかけ。

北朝鮮の核・ミサイル問題と拉致問題は分けて考え、解決に向けて努力すべきだ−家族会の痛切な呼びかけ。

昨日、「最終決戦は続いている 制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」が拉致議連や家族会など5団体共催で開かれた。今年の4月以来、2回目の異例の開催だ。

安倍総理、加藤勝信拉致問題担当大臣、各党の代表者、国会議員、全国から多勢の地方議員が出席。

今年の最大の訴えは「拉致された家族の高齢化がすすみ、疲労困憊している。核・ミサイルの問題と切り離して拉致問題の解決を実行できないか」の切実な訴えだ。

北朝鮮は今年になって2回の核実験とミサイル発射という暴挙を繰り返している。全世界が核ミサイル問題を最大の関心を払っている。その中で、拉致が置き去りにされているのではという家族の切実な気持ちだ。

解決のプロセスが見通せず、出口が全く見えないトンネルの中にいるようだ。

私も欠かさず国民集会に参加しているが、ご家族の皆様に目に見える解決への道筋を何も示すことが出来ないことに、苦しさを感じる。

安倍総理は拉致問題解決は安倍内閣の最大の課題と述べ、ご家族を激励したが、珍しくも会場からヤジが飛んだ。いま置かれた状況を的確に現しているように思えた。

<安倍総理の挨拶>

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