奥多摩に行ってみたり、八丈島に日帰り演説−小沢一郎氏の川上作戦の二番煎じ
告示間も無く八丈島で演説したり、先週は奥多摩訪問。小池百合子候補のかつての師・小沢一郎氏は最初の演説を川の下流部にある都市部ではなく、上流部にある人の少ない山間の集落でやることで有名だった。
数十人の有権者を相手にミカン箱に乗って演説する。過疎地の少数の人を大切にしているというイメージ作戦だ。
もちろんそれをマスコミが報道し拡散することを意識した作戦だ。小池候補はかつて小沢氏に重宝されていた。
よく見ると小池氏は二番煎じが多い。
「女性に一度やらしてみたら」というセリフ。民主党が政権を取った2009年の総選挙を思い出す。あの時も「政権交代」「一度やらしてみたら」だった。「政権交代」が突っ込みで、「一度やらせてみたら」は受けだ。
クールビズも元を辿ればは大平正芳首相や羽田孜首相の省エネルックが元祖。
自民党東京都連への批判も、既存の体制を敵に見立てて攻撃する小泉純一郎氏の「自民党をぶっこわす」を思い出させる。
小池候補は細川護煕氏に接近し、以来20年にわたって小沢一郎、小泉純一郎、安倍晋三と時の権力者と歩んできた。
余人には真似のできない政界遊泳だがしかし、都知事に向いているかは又別だ。
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