「靖国神社におびただしい参拝者の列。年配者から若者まで老若男女。実に多様だ。」

「靖国神社におびただしい参拝者の列。年配者から若者まで老若男女。実に多様だ。」

私は身近な親族に戦死者はいない。しかし国会議員になってから8月15日の終戦記念日には必ず参拝することにしている。

70年前の大東亜戦争では300万人を超える若者が、日本国の繁栄を祈って戦場で若い生命を散らした。その言葉は「靖国で会おう」だった。

未来を絶たれた若者たち、その子、母、父。様々な筆舌に尽くしがたい人生がある。

その思いの象徴が靖国なのだ。そしてもう一カ所、身元不明の戦死者を祀る千鳥ヶ淵墓苑だ。

千鳥ヶ淵墓苑にも春秋に祈りを捧げに墓参する。

8月15日の靖国は、日本国の歴史の連続の象徴だと思う。

靖国から武道館の政府主催の戦没者追悼式出席は、国民代表の一人として国会議員の責務だと自らに課している。

この10年、参拝者が年々に増えている印象だが、今年は70年の節目もあって特に大勢だ。九段下駅から地上に出るのも渋滞である。

参拝者は老若男女、服装も自由。カラフルな格好の人も。大声をあげたり、声高にしゃべる人はほとんどいない。誰に強制されることもなく、各々が靖国を受け止めている姿が印象的だ。

 

<昇殿参拝し戦没者追悼式に向かう>

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