都知事選挙、自民党は自主投票。特定の候補者を推薦も支持もしないのは、戦後初めてでは?

都知事選挙、自民党は自主投票。特定の候補者を推薦も支持もしないのは、戦後初めてでは?

今回の都知事選挙で自民党本部は、二階幹事長を中心に小池百合子知事を推薦する動きが先行した。自民党都連は独自候補をと言い続けたが、候補者擁立までには至らなかった。

そこで、流れは小池知事で止むを得ないかという空気だったが、選挙が迫った6月11日頃から、小池知事本人から政党の推薦は辞退という話が党本部に伝えられたという。そして、先週の月曜日の6月15日に開催された自民党東京都支部連合会(都連)の支部長・常任総務合同会議で正式に自主投票が決まった。

席上、都連の首脳部の一人が「我々は組織の一員だから党本部が小池さんを推薦と決定すれば、やらざるを得ない。しかし、自主投票となったので、これでスッキリした。」との発言。

首都東京で候補者を立てられなかったことは、初めてのことである。

1140万人の有権者をかかえる首都で政党の果たす役割が曲がり角に立っている。(6/13の当ブログ参照)