保健所がパンクしているなら、各地区のかかりつけ医が在宅の感染者の治療相談に乗ると、尾崎東京都医師会長。素晴らしい発言だ

保健所がパンクしているなら、各地区のかかりつけ医が在宅の感染者の治療相談に乗ると、尾崎東京都医師会長。素晴らしい発言だ

新型インフルエンザ等感染対策法に基づいて、コロナは指定感染症として保健所が入院調整など行うことになっている。保健所は人権救済と社会防疫のための権限が与えられた機関だが、その保健所がパンクして、電話は通じない、連絡は来ないでは感染者で自宅待機している方はパニックになる。

そこで立ち上がったのが東京都医師会だ。尾崎会長は普段のかかりつけ医が在宅の人の相談にのるよう、会員に指示を出したとの報道。かかりつけ医が指定医療機関とどう連携をとるか、具体の往診など出来るのか等、様々な課題があることが予想される。医師が感染のリスクにさらされるという心配もある。しかし医は仁術、医師会は学術団体という誇りがある。毎日、数千人の新規感染者が発生している非常事態だからこそ、開業医の皆さんの力を発揮する時だと思う。

尾崎会長は横紙破りの歯に衣着せぬライオン会長だが、心からのエールを送ります。国や都がやるべきことは何かトラブルがあったら、財政面を含め全面的に支援することだと思う。