「緑の中で子ども達は夏模様―武蔵野農業公園夏まつり」

「緑の中で子ども達は夏模様―武蔵野農業公園夏まつり」

梅雨の合間をぬって緑の中で子ども達の声がこだまする。

27日午後、武蔵野市農業公園で夏の収穫祭が開かれた。この農業公園は全国では極めてめずらしい生産緑地を買い取った5000㎡の市立の農業公園だ、NPO団体に管理を委託している。

明治時代に造られた豪農の長屋門を移築して入口にした。農地は市民に貸付ける市民農園とNPOが直接耕す農地とに分かれ、夏祭りは収穫体験がメインイベント300組を超える親子が参加して大賑わい。

主催者のNPOはうれしい悲鳴。10数年前市長時代「相続によって市に買取り請求があった生産緑地の指定を受けた農地を地主さんの協力を得て買収し農業公園にする」と方針を発表したら、「高い野菜作りか」と冷やかされたのを昨日のように思い出す。

親子連れの農とのふれあい、緑の環境保全、大規模災害の防災基地など用途は多用だ。何よりも親子連れの輝かしい顔が素晴らしい。

 

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