直言!土屋正忠のブログ

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2年前から始まった、いわゆる「ウラ金問題」がいつの間にか企業・団体献金禁止にすり替わっている-原点に戻って議論すべきではないか

2年前の11月に発覚した派閥や個人のパーティー券の売り上げの不記載問題。自民党が少数党に転落するほどの政治的ダメージを受けた。

いわゆる「ウラ金」は明らかに政治資金規正法違反だから、処罰の対象だ。検察は3000万円以上の金額を可罰性ありとし、政治資金規正法違反として立件し、法の裁きを求め処罰された。

しかし、3000万円未満であっても政治資金規正法違反であるから処罰の対象でなくても、自民党は政治的責任をとるため衆議院選挙の非公認や小選挙区での比例併用をしないという措置をとった。立候補者にとっては相当重い政治責任の取り方である。これらの一連の措置によって落選した候補者も多く、結果として過半数を失った。一定の刑事責任と政治責任をとったことは明らかな事実である。

一方、企業・団体献金禁止は政治にかかる資金をどのように集めるかということと、さらに企業や団体には政治活動の自由は保障されてないのかという本質的な問題である。

立憲民主党をはじめ、声高に企業・団体献金廃止を主張する野党は、いわゆる「ウラ金問題」で票を伸ばしたから、あわよくばもう一度自民党攻撃を続ける材料にしたいという魂胆ではないか。

米国ではトランプ大統領陣営に次々と企業が巨額の献金をしたではないか。トランプ大統領個人に献金したのではないと思うが、その実態を超党派で解明していくような真摯な努力が求められている。

そうだったのか。高市総理の議員定数削減は民主党の1割削減を参考にしたのか-知恵者のブレーンがいるなあ

10日の衆議院予算委員会で立憲民主党・奥野総一郎氏に、定数1割削減の根拠について聞かれた高市総理は
「以前民主党から提出された削減案が概ね1割だったので、それが納得感が得られるレベルではないか。との話し合いがあった」と答弁。(朝日新聞/朝刊)

日本維新の会との連立を組む話が10/21の総理指名国会の直前に浮上し、合意のポイントが国会議員の定数の1割削減だった。日本維新の会は以前から「身を切る改革、定数削減」を主張していたが、唐突感があった。しかし、それなりの見通しがあったんだ。それが民主党の1割削減案だったんだ。納得!

片山さつき財務大臣、秋山としゆき府中市議会議員の市政報告会に駆けつける-全国比例で高得票を続けるプロとしての決意が光る

12月7日(日)の夕刻に開催された秋山としゆき府中市議会議員の市政報告会に片山さつき財務大臣が駆けつけ、スピーチ。

「明日(12/8)から補正予算審議が始まります。可決成立すれば、府中市にも物価高対策予算が交付されます。高野市長や秋山市議をはじめ市議会の皆様よろしく」

定刻15分前に到着して各テーブルを廻り、名刺を配って親しく挨拶。スピーチが終わると会場を去った。現職の財務大臣ご本人が国会開会中に駆けつける。東京都内の議員宿舎に30分で帰れるとしても、凄い迫力だ。この努力があってこそ、参議院全国比例で高い得票を続ける秘訣だ。すべての政治家が見習うべきプロフェッショナル精神だ。

片山さつき財務大臣は20年前の小泉郵政解散選挙で当選した83人の同期の桜です。ご本人の性格もよく存じ上げているが、政治家としての根性に改めて感銘した。女性財務大臣は憲政史上初めてとのこと。

秋山としゆき市議の集会は200名の参加者で盛況。毎回のことですが、小さな子どもたちが会場の一角で10名ほど談笑しているのが印象的だった。

高市総理の台湾をめぐる発言で、日中関係が冷え込んでいるという。国会で国の安全保障に関する質問が出されて総理が答える。当然のことではないか。粛々と対応すれば良い

訪日中国人の減少や経済にも影響等がという発言も。-権威主義国が自国にとって不愉快なことに経済的圧力を加えるのは常套手段だ。落ち着いて対応すればよいし、そういう国に過度の依存をしないよう貿易構造を改善していくべきだ。経団連など一喜一憂してバタバタしないことだ。

元外務省局長の田中均氏などは「取り消すべきだ」等と言っている。-国権の最高機関である国会で日本国の総理が答弁したことを取り消せとは、元外務局長の言うことか。

高市発言の根本は「台湾を国として認め、主権がある」としたわけではない。日本国の立場は平和を優先し、武力で国際秩序の現状を変更することは認めない。これは米国やEUも同様である。

高市総理は「日本の立場は、いささかも変わりない」とも発言している。

立憲民主党の立ち位置は、どこにあるのか。はっきり意見として言ってから質問してください。

ムーバスの成功を見て、国も後追いで地域公共交通計画に市民の意見を取り入れるという発想が生まれたのです-国土交通省総合政策局/原田大臣官房審議官

ムーバス30周年記念式典で主催者を代表して小美濃安弘市長は、運転手不足をバス会社と協力して克服すると抱負を語りました。

来賓の原田修吾大臣官房審議官は語りました。「私が運輸省に入省したのは31年前でムーバス開業の1年前でした。当時は、もっぱらバス事業者を対象にして、公共性・公益性を考えて路線を認可していました」 「地方自治体が路線を申請する、ましてや前例のない細街路を小型バスで走る路線など考えられませんでした」 「ムーバスの成功を見て、新しいバスの可能性に気がついて法改正をいたしました」

大久保雅輝武蔵野警察署長は「当時は高齢者の交通事故と自転車駐輪対策が大きな課題でした。ムーバスは両方に効果があると考えたのです」と道路交通法所管の警視庁の立場を述べ、「30周年おめでとう」と結びました。

当時、運輸省運輸政策局補佐官としてムーバス検討チームに参加した赤沢亮正経済産業大臣は次のようにメッセージを寄せました。 「武蔵野市は、高齢化時代を迎えた都市交通の未来に対する展望をしっかり持ってました。市職員の熱意を感じました。微力ながらお役に立ち、若き日の素晴らしい思い出です」

市は30周年を記念してEVバスを導入し、お披露目があり、大勢の市民が試乗していました。

12月から第一号路線吉祥寺東回りで走り出します。

小美濃市長の発案のムーバスのオリジナルトミカ、3000台が早々に売り切れました。

ムーバス実現のキーマンは運輸省の赤沢亮正(現・経産大臣)さん、吉野準 警視総監(当時)それに日野自動車のみなさんです

武蔵野市で30年前から走り出した全国初のコミュニティバス「ムーバス」。小型バスで住宅街を走るなんて、前例がないだけに難航しました。あらかじめ関係機関に打診をすると、バス路線の認可を与える運輸省(当時)は、こんなバス路線を認可しても乗る人がいるのか?事業の継続性に責任が持てない。

さらに道路交通法で同意を与える立場の警視庁も8m以下の道で安全が担保されるのか?でした。

そこで運輸省の相原運輸政策局長(当時)をお訪ねして、研究チームに職員を派遣してくれませんかとお願いしました。その時来てくれたのが、若き日の赤沢亮正経済産業大臣でした。赤沢亮正さんはムーバスの議論を軌道にのせ、その後日米航空交渉の部門に異動されました。また、警視庁の交通部長をお伺いし、道路交通法担当の理事官に参加してもらいました。

その後、高齢者の自転車事故が多発したのを受けて、当時の吉野準警視総監が読売新聞に「警視庁も協力する」という一文を投稿してくれました。さらに異例にも武蔵野市役所までご来訪いただき、激励してくださいました。

また、日野自動車も全面的に協力してくれました。ムーバスの原型は幼稚園の送迎バス2m×11mですが、ドアがひとつしかなく、天井も低かった。そこで2ドアで天井の高さ2m、さらに握り棒や座席などを全面的に改良してオーダーメードの現行の小型バスが出来たのです。

その他、東京都・JR東日本・関東バス・小田急バス等の関係者が各々、力を合わせてくださったので実現したのです。

明日 11月26日(水)午前11時~ 
ムーバス30周年記念式典 吉祥寺駅北口駅前広場 

なお、ムーバス実現のための研究チーム
委員長  岡 並木先生 武蔵野女子大学教授(当時)
副委員長 山本雄二郎先生 高千穂商科大学教授(当時)

全国初のコミュニティーバス、武蔵野市のムーバスが30周年を迎える。延べ利用客数6000万人。全国1741市区町村のうち、1412市区町村に普及し、各地の市民の足となっている

住宅街の細街路を走る小型乗合バスのムーバス。200m間隔にバス停があり、自宅から5~6分歩けば乗れる生活密着型のバスだ。きっかけは吉祥寺南町に住む高齢の女性から来た市長宛の手紙だった。「私は足が悪いので、吉祥寺に買い物に行けません。何とかしてください」と書いてあった。

武蔵野市は東西6km南北2kmのコンパクトな市でJR中央線の駅が吉祥寺・三鷹・武蔵境と3駅あり、各々1日数百本のバスが発着しているので交通便利と考えていた。ところが各々の駅から500m、1000mと円を描いてみると、その円の外にいる人が大勢いることに気がついた。そこで、人間は“動”物だ。動くことは基本的権利だと考え、何とか市民の期待に応えようと検討を始めたのである。

問題提起から5年、国や警視庁の全面的支援を受けて、さまざまな難問を乗り越え、平成7(1995)年11月26日に吉祥寺駅を出発点とする東廻り路線がスタートした。現在では市内3駅から7路線で1日8000人が利用する生活密着型のバスネットワークとなった。30年間で6000万人超が利用している。武蔵野市から始まったコミュニティバスは全国に拡がり、1412の自治体で運行されるようになった。

30周年を記念してイベントが開かれる 
令和7年11月26日(水)
第一部 11時~ 吉祥寺駅北口広場 記念式典
第二部 13時~ 吉祥寺コピス前  新型電気バスのお披露目 
第三部 18時30分~ 武蔵野公会堂  
シンポジウム「運行30周年を契機に考えるムーバスのあり方」

なお、30周年を記念してムーバスデザインのオリジナルトミカが売り出される。

高市総理の発言で日中外務省局長会談が開かれた。中国の局長はポケットに手を入れたままで、日本の局長は下を向いている。朝貢国のようだ。在大阪の中国総領事の「首を切ってやる」発言は、そう言わないと自分の首が危ないのかな。ところで、元民主党代表の岡田克也さんの真意は

高市総理の発言をめぐる一連のやり取りを報道で見ていると、習近平主席に対する部下の忠誠心と恐怖に近い心情が透けて見える。共産党の独裁という政治体制と党内権力の集中が過ぎて、中国要人には逃げ場がないように思える。習近平主席に悪い情報が上がらなくなり、主席が判断を間違えないことを祈る。

ところで、高市発言を引き出したのは立憲民主党の岡田克也元副総理の国会質問だが、その真意は台湾“有事”が起きても目をつぶれと主張したいのか?それとも台湾“有事”に備えよと言いたいのか?どっちなのか、はっきりさせてほしい。

武蔵野市役所に50年前、スーパー係長がいた。小学生250人を連れて2泊3日、朝霧高原でテントキャンプ。一人で企画・準備・実施した。予算をつけた当時の市長も偉い。11月8日のむさしのジャンボリー50周年に200人のボランティアが参加。

武蔵野市で50年続く夏の地域行事「むさしのジャンボリー」。12小学校区の4~6年生が参加する。長野県川上村で2泊3日のキャンプは地域のボランティア中心で実施。7月末~8月中旬まで小学校の地区ごとに交代で実施される。武蔵野市がバス代等を負担し、参加児童は実費だ。毎年1000人の児童と300~400人の地区のボランティアが参加。ボランティアの中には小学校時代に参加した中学生や高校生の若者もいる。昭和47年以来50年以上続く壮大な行事だ。

スタートは50年以上前、武蔵野市教育委員会社会教育課の係長の発案だ。「育ち盛りの小学生に自然の中でキャンプをさせたい」との願いからだ。登山を趣味にして東京都山岳連盟の理事でもあったこの係長は上司の課長・部長・教育長を説得し、一人で企画・提案・準備をした。市長が評価し予算をつけ、途中からは社会教育課全員で取り組んだという。この係長の情熱と意志と粘り強い説得がなければ実現しなかったであろう。

この種の企画事業は、やったほうが良いが、やらなくても困るわけではない。公務員はリスクを恐れて、とかく消極的になる。このスーパー係長の名前は榎本幸二郎さん。最初にゴーサインを出したのは木村日出夫課長。そして市長は後藤喜八郎さんだ。

スーパー係長に感謝すると共に、50年間支えてくれた歴代の地域のボランティアの方々に感謝、感謝。

むさしのジャンボリー記念式典には200名のボランティアが集まった。遠く長野県川上村からは由井明彦村長をはじめ多くの関係者が駆けつけてくれた。

小美濃安弘市長は本人も市長就任前はボランティアで参加していたが、改めて市を代表して感謝の言葉を述べた。

今までも、そしてこれからも子どもたちの心身ともに健やかな成長を願って、100年をめざしましょう。

武蔵野赤十字病院 新一番館12月1日診療開始。ダ・ヴィンチ2台・内視鏡ロボット手術・PET-CT(がん検診)・周産期センター等の最新の備え。宿直医師19人-「市民の安心の拠点です。これからも支援します」と小美濃安弘武蔵野市長スピーチ

新一番館建設構想13年。コロナ禍を乗り越え、ついに完成。先日、完成記念式典がありました。黒崎雅之院長に続き、泉並木 前院長から事業経過が報告されました。

武蔵野赤十字病院は昭和24(1949)年に50床の病院として発足して以来76年間“愛の病院”をスローガンに、この地域の中核病院として発展、充実して来ました。第三次救急救命病院として大きく飛躍したきっかけは、1980年に当時の三宅院長が東京医科歯科大学病院(現・東京科学大学病院)と提携したことだとのこと。以来45年間、新しい病棟を建設するたびに、そのつど診療内容を充実させて来ました。現在では第三次救急救命病院として救急車の受入れも都内1~2の高水準で、年に1万件です。

武蔵野市民にとって身近に高次の救急救命病院があることは、計り知れない安心感です。医療機関が少なく、自前で市立病院を作らざるを得ない市町村では、毎年莫大な財政支出を余儀なくされています。地域医療の責任の一端を担う武蔵野市にとって、武蔵野赤十字病院のおかげで財政的効果も大きいです。1980年以降、歴代の市長が市議会に諮り、応分の負担をしてきたことは当然です。直近では、小美濃市長の決断で市議会の賛成を得て、物価高騰に伴う緊急の臨時の支援を行いました。

式典終了後1時間に渡って新病棟をくまなく案内していただきました。新病棟は全部個室になっています。注目すべきは差額料なしの部屋が各階に配置されていることです。最高の差額ベット料を払う個室は55,000円/日で、次が25,300円/日です。
医療関係の見学者からは 「お金のある人からは、もっと負担していただいても良いのでは。都内では10万円台がザラですよ」との声も。
我々庶民にとっては無料の個室があることが有り難い。“愛の病院”が開設者のスローガンであり、日本赤十字社の精神でもある。

なお、数年前のニューズウィークの日本版で3000ある日本全国の病院ランキングが発表になりましたが、武蔵野赤十字病院はベスト100にノミネートされ、第26位でした。

高市総理は「ほとんど寝てない」と発言。これではロジスティックを軽視した旧日本軍と同じではないですか。国民の同情をかって支持率は上がるが、長続きしない。適切に休んでほしい

午前3時に公邸に入り予算委員会のレクを受け、資料を読み込んで答弁に備えたという。立派!しかし・・・

その後の記者のぶら下がり取材で出たのが「ほとんど寝てません」との発言。

国民の印象は「高市さんは良く頑張っている」との同情しきり。支持率は上がる。

これが計算されたパフォーマンスなら素晴らしいが「映像で見ると、洋服がダブダブになって痩せてきているのでは?」と女性の声。

“総理の責任”を全うするためにも、ご自身のロジをしっかりお願いしたい。

尖閣諸島の領土・領海を守る海上保安庁元長官をお招きし、草の根の勉強会。武蔵野市や周辺市から市議30人が参加

尖閣諸島は日本の固有の領土です。1969年に東シナ海に海底油田があるとの国連調査団の報告が出てから、中国が関心を示すようになりました。以来50余年が経過しましたが、徐々に主張をエスカレートさせ、現在では尖閣諸島は中国の領土だと主張して中国の海警局(日本の海上保安庁にあたる)が、連日複数の公船を現地に停留させています。

日本の海上保安庁は領土・領海を守る海の警察です。日本漁船の安全な操業を守り、救難事故などの防止・救助等を行う消防業務も担っています。

今回(11/4)は第45代海上保安庁岩並長官をお招きして、海上保安庁の役割と仕事や尖閣諸島の現状などをお話しいただきました。スライドを使用し2時間余りに渡る講演は各市市議にとって、正確で極めて新鮮で印象に残ったようであります。

市議会議員さんは国民にとって一番身近な存在であります。本来の任務は地方自治の現場の教育・福祉・街づくり・上下水道・防災・防犯などですが、日本国の平和と安全が地方自治の基盤ですから、視野を拡げる良い機会になったと思います。

松本洋平文部科学大臣に陳情。現代の子どもは生まれて直ちにスマホ・PC・AIに取り囲まれ「個立」して育ちます。だからこそ、自然の中で過ごすリアル体験教育の充実を学習指導要領の中に重点的に取り入れてください

昨日10/29に松本洋平文部科学大臣にお目にかかり、次のように陳情しました。

令和7年10月29日
文部科学大臣  松本 洋平 殿
元衆議院議員、元中央教育審議会委員 土屋 正忠

学習指導要領改訂について、自然体験などリアル体験教育充実のお願い

現在の子どもたちは、生まれて直ちにネット社会の波に洗われます。スマホやPC、AIに囲まれて「個立」して生きていくのです。人類誕生以来の大変化の中で、リアル体験が必須です。
1.ユバル・ノア・ハラリ(サピエンス全史の著者)さんは21世紀の危機を、核戦争と地球環境問題と破壊的技術革新を挙げています。
2030年はAIが人間にとっての最適解を出し、個人はそれに従う。これは自由意志の否定につながると警告しています。
近年、社会のあらゆる分野でIT・AI技術が発達し、リアル体験の少ない子どもたちはアイデンティティの危機にさらされています。
2.今年度のノーベル生理学・医学賞を坂口志文教授他と共同受賞した米国のフレッド・ラムズデル博士は、デジタル機器から離れて頭や心を休ませる「デジタル デトック」のためのハイキングをしていて、受賞を12時間も知らなかったと言います。
3.石川啄木の歌に「不来方(コズカタ・盛岡城)のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし 十五の心」という短歌があります。
<提言>
デジタル社会だからこそ、自然の中のリアル体験が必須です。永遠不変の法則 知徳体の全人的人間として育っていけるよう、小中高の教育課程の真中に自然体験や特別活動など、自然と人、人と人とを結ぶカリキュラムを位置づけるよう強く要望いたします。

トランプ大統領の任期は3年余り。天皇陛下は生涯天皇であられる。長い歴史と伝統と文化の上に立ち、日本国の象徴であり、日本国民の統合の象徴-昨夜皇居で会見

トランプ大統領が二度目の訪日をし、皇居で天皇陛下と30分会談し両国の友好と親善を確認しました。トランプ大統領は米国の元首であり、天皇陛下は日本国の象徴です。

昭和50(1975)年、昭和天皇はフォード大統領のお招きにより訪米しました。アラスカ州のアンカレッジで途中の給油をしたのだが、フォード大統領はホワイトハウスからアンカレッジまで昭和天皇をお出迎えしました。この年は私が33歳で武蔵野市議会議員に初当選した年であり、強く印象に残っています。

今回の会談について、本日10/28の新聞各紙を見ても各々取り扱いが異なるが、両国を代表する立場の大統領と天皇陛下の報道は、もっと重要に取り扱うべきではないだろうか。

朝日新聞:1面カラー
毎日新聞:社会面モノクロ
讀賣新聞:社会面カラー
日本経済新聞:1面カラー、社会面モノクロ
産経新聞:1面カラー(比較的大きい)
東京新聞:1面カラー(  〃   )

トランプ大統領の一番信頼出来る日本の政治家は、高市総理を別格として赤沢亮正経産大臣ではないか。10回の関税交渉を通じて、単身頑張った赤沢大臣を評価しているように思える

10/27(月)にトランプ大統領が訪日し、高市早苗総理と会談する。総理の横に控えるのは茂木外務大臣兼関税交渉担当大臣だが、赤沢経産大臣の役割も大きいのでは!

日本とアメリカの関税交渉の第1回目は赤沢経済担当大臣(当時)とベッセント財務長官、ラトニック商務長官等との閣僚級交渉と思われていた。ところが直前になってトランプ大統領が出席することになり、ホワイトハウスの執務室で行われた。トランプ大統領らしい交渉相手の肝を掴むやり方だ。赤沢大臣はトランプ大統領の出席を訪米の途中の航空機の中で聞いたという。しかし交渉の際、赤沢大臣は「格下の私が…」と述べたが、飾ることなくひるむことなく交渉に臨んだ。トランプ大統領は心に残ったことだろう。

高市早苗総理はトランプ大統領の気心の知れた赤沢さんを経済産業大臣に据えた。目配りの効いた人事だと思う。

アメリカにとって民主主義を国是とする日本はアジア政策の要の国で、なくてはならない存在でもある。

高市総理とトランプ大統領の会談が成功することをお祈りする。

吉村洋文 日本維新の会代表の決然とした言葉「自民党との連立について、小選挙区の候補者調整は現在考えていない。選挙公約の実現を考えた」

高市早苗新総理の新内閣がスタートした。読売新聞によると内閣支持率71%と、上々のスタートだ。維新との連立も56%の評価(10/23朝刊)。

日本維新の会吉村代表の連立協議の話合いが光っている。

高市さんはブレずに「国家国民のために働く。一緒にやりませんか」と言い、吉村代表は「高市さんの熱量に感銘」という。

12項目の協定事項があるが、実現までには紆余曲折があるだろう。政治だから「公約」が優先されなくてはならないが、同時に少数与党なのだから当然野党とも協議をし100点満点はあり得ない。その上で党首同士の信頼が出来るかどうかが最大のポイントだった。

選挙協力の損得ではなく、国家のためにという両党首の言動は分かりやすく、さわやかだ。吉村代表の決断で政治が動き出し、トランプ大統領訪日に間に合いました。

吉村さん、大阪府知事は他人に任せて永田町に来られたらどうですか?新しいスターになりますよ。

蛇足ですがトランプ大統領の人気の秘密は言動の分かりやすさだと思います。状況に応じて、どんどん内容が変わるが、全世界が言動を注目している。人々は変わる過程を追っかけてトランプ大統領の意思形成に参画しているような気になる。ネット時代の劇場型政治なのだが、ポイントは分かりやすさである。

高市、吉村両党首に拍手。

高市早苗総理誕生。新しい時代の予感。10年前に高市総務大臣(当時)のもとで、副大臣を1年間勤めました。芯が強いがやわらかな印象でした。苦節10年、信念の人となりました。内閣も実力者が揃い、迫力がある。大きく羽ばたいていくことを祈ります。

テレビ等の報道で見ると、私が身近にお仕えした時と印象が変わり、日本国を背負う気概にあふれる風貌になりましたね。

政治家 高市早苗さんは、安倍晋三元総理に引き立てられ大きく羽ばたきました。特に内政の要の総務大臣を4年間担い、大組織を動かす責任者としての経験を積んだことが大きかったと思います。

元衆議院議員の山本拓さんとの出会い、離れ、そして再び二人で歩み出した人生経験も大きな人間的プラスだと思います(プライバシーですが、私が直接山本さんからお聞きした話もあり、また既にネットで上がっているので書きました)。やがて、恩師の安倍晋三元総理の不運な逝去、そして総裁選でのご苦労の積み重ねで今日があるのでしょう。

組閣が始まったとの報道。茂木敏充外務大臣、林芳正総務大臣、小泉進次郎防衛大臣、片山さつき財務大臣、各々実力者をあてました。特に赤沢亮正経済産業大臣は、トランプさんの側近と10回近く関税交渉を重ねた人です。トランプ大統領の訪日を控えて、目配りの効いた人事となっています。木原稔官房長官も新鮮かつ確実なお人柄で、素晴らしい人事だと期待しています。

玉木国民民主党党首は語る。安全保障やエネルギー政策など基本課題が一致しなければ連立の話はあり得ない。大事な指摘ですが、プラスして税財政をどうするかも基本課題にいれてください

国民民主党は先の参議院選挙の公約に
●所得税・住民税の減税、消費税減税 
●ガソリン代・電気代値下げ
●現役世代の社会保険料軽減 
などを選挙公報の公約として掲げました。

私は正直驚きました。玉木党首は目前の票を優先して、財源のことなど考えていないんだ。総理をめざすのは、だいぶ先なんだと感じました。

参議院選挙で掲げた公約実現には財源がどのくらい必要で、赤字国債を発行するとなれば、市中の消化は出来るとお考えなのか。金利は跳ねあがり、株価は暴落するのでは。

玉木代表、日本は大丈夫ですか?将来のある方だけに残念。

高市早苗総裁に提言。総理経験者による賢人会議の設置を。日本国の政治最高責任者の総理に就任した方だけが見える景色があるのではないでしょうか?

総理経験をされて、現役でバッチをつけていらっしゃる麻生太郎・菅義偉・岸田文雄・石破茂氏の各先輩で賢人会議を構成し、大所高所からご意見をいただいたら、いかがでしょうか?

野田佳彦元総理が加わっていただけるなら、さらに充実です。

「野田でなくてもよい。野党が統一できるなら玉木総理でも」と、安住立憲幹事長が揺さぶってるなあ。安住さんは、いたずらっ子のような明るい独特のキャラだ。ーでも難しいでしょ。仮に野党統一が出来ても、その先が見えない。

現在、衆・参に議席を持つ政党は11ある。自・公以外にも立憲・維新・国民・共産・れいわ・社民・参政・日本保守党、チームみらい。

安住さん、9つの政党を短時間でひとつにまとめられますか?

それが日本のためになりますかね?

面白すぎて問題!

高市早苗号が離陸するためには、単発のエンジンから双発のエンジンに。石破現総理をはじめ岸田前、菅元総理の各先輩に知恵を借りたらいかがですかー自民党が選んだ総裁なのですから

総理経験者しか見えない景色があるでしょう。国権の最高機関の国会で国民に選ばれて国家と国民のために働く立場の人は与野党に関わらず、権限と責任が与えられています。ましてや総理として日本の舵取りを担った方々は、大きな度量と知恵があると思います。

高市早苗総裁は一人ひとりにお目にかかり、真心を持って知恵を貸して貰ったらいかがですか?

私たち一党員も、自民党がルールに従って選んだリーダーを応援します。

株高一時9900円台。自民圧勝好感。円売り84円(2012年12月17日讀賣新聞夕刊一面)。明日、自民党総裁選挙投票日

当時の書類を整理していたら、表記の記事が出て来た。「隔世の感」です。

この年の12月26日に第二次安倍内閣が発足した。アベノミクスの始まりだ。安倍総理(当時)は長く続いたデフレ脱却に全力で取り組んだ。アベノミクスは財政出動、規制緩和、異次元の金融緩和の三本柱だった。

日銀の黒田総裁もこの考え方で金利を下げ続け、ゼロ金利政策を取り続け、黒田バズーカと言われた。目標は毎年、消費者物価2%アップだった。

以来、コロナ禍の世界的大流行を挟んで、13年。現在は日経平均4万5000円超え、円安で1ドル147円前後。そして物価高が続いている。長いスパンで物事を考えると、当時と比較すると企業収益は絶好調で国の税収は70兆円だ。

民主党の野田内閣の2012年度は、当初予算の税収は42兆円。なお、小泉純一郎内閣当時は50~52兆円程度だったことも記録しなければならない。

日本は、自民・公明党を合わせても過半数にいかない新しい政治状況が生まれた。政党も11ある。

国権の最高機関の衆・参両院議員の皆さん、与野党問わず、今こそ『日本という神輿』を肩を入れて担ぐ時が来ました。

保守とは何か。「やまとうたは 人の心を種として よろづの言の葉とぞなれりける」紀貫之

今回の自民党総裁選挙で「保守」とは何かの議論が出ている。

表題の紀貫之の「やまとうたは 人の心を種たねとして よろづの言の葉とぞなれりける」は保守の一つの心情、たたずまいを見せているように思う。

やまとうた(和歌)を詠むことは、日本の文化そのものであると思う。永年に渡って日本列島に住み続け、四季折々の自然と共に生きてきた私たちの根っこにある心情が「保守」の定義のひとつではなかろうか。

なお、この句は過日に地元の神社の例大祭で頂いた短冊に書かれていた紀貫之の和歌から取りました。

主要閣僚を経験して、トランプ大統領と対等に交渉出来るリーダーを望む

トランプ大統領は民間の実業家から大統領に当選した。就任前に、いち早く駆けつけた当時の安倍晋三総理に好感を持ち、信頼して、電話で相当長時間にわたりゴルフの話を含め、相当突っ込んだ意見を求めたという。(安倍晋三回顧録)

その後、二期目で落選して苦渋の4年間を過ごし、再び大統領となった。大統領選挙中に狙撃をされたが幸いにも耳たぶを打たれただけで済んだ。(近くの消防士が流れ弾で死亡。トランプ大統領は消防士の夫人を就任式に招いた)

そのような経験から「今は神が与えた時間だ」と、相当思い切った行動を重ねていて、世界秩序を撹拌している。これだけのキャリアを持った信念のリーダーと対等に交渉し、国益を守る日本のリーダーは、やわな人物では務まらない。主要閣僚など歴任して、腹の据わった信念の持ち主でなければ務まらないと思う。

トランプ大統領には、見識を持ち、信念と誠意で当たらなければ成功しない。

我が国の首相にトランプ大統領を包み込める人物に就任して貰いたい。

全国初の武蔵野市のコミュニティバス。11月で創設30周年を迎え、延べ5000万人以上の利用客だ。昨日、市立第二小学校6年生の合同学習で実現までの経緯と狙いを話しました

武蔵野市の小型乗合バス(コミュニティバス)「ムーバス」は、平成7(1995)年11月26日にスタートしました。

1990年正月に市長宛に来た一通の手紙から着想し必要を認識し、実現まで6年近くかかりました。

60代の女性の手紙には「足が不自由なので、吉祥寺の街中まで買い物に行けません。自転車にも乗れません。市長、何とかしてください」とありました。その方の住所を地図で見ると、吉祥寺南町3丁目の高級住宅地の真ん中でした。駅からの距離は直線で1kmほどありました。当時の路線バスは2.5m×11mの大型バスで主要道路しか走っていませんでしたので、足が不自由だと吉祥寺の中心街までは遠かったのです。

住宅街の4~6mの細街路に乗合バスを走らせられないか、ヒントは2m×7mの幼稚園の送迎バスでした。さまざまな困難を乗り越え、6年後の1995年11月に全国初めてのコミュニティバスの運行を実現出来たのです。

それ以来、全市に渡って運行ルートを増やし、現在では7ルートで1日7500~8000人の利用者となっています。延べ人数は5000万人を超え、障害を持つ人、子ども連れの人、高齢者をはじめ全ての市民に利用されています。

大多数の市民にとって大好評なのですが、小学6年生に必要性をわかってもらうのに苦労しました。元気な盛りですので、1kmくらい歩くのはへっちゃらです。そもそもムーバスが走っていて当然なのですから、45分の学習でムーバスのカタログと地元の路線地図を資料に話しました。60数名の合同クラスでしたが、ほとんどの子が集中して聞いてくれて、質問も多く、何とか役目を果たすことが出来ました。

“子ども目線で話す”のは言うは易く行うは難しで、小学校の先生の苦労を実感しました。