直言!土屋正忠のブログ

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タイのワチラロンコン国王66歳で戴冠式、バラモンの司祭から王冠を受ける

平成天皇のご譲位と今上陛下のご即位に華やいだ空気に包まれた10連休だったが、タイ王国でも国王の戴冠式が行われたとの報道。

毎日新聞5月5日の記事によると5月4日66歳で国王になられたワチラロンコン国王の戴冠式が執り行われバラモンの司祭から冠を受けられたという。バラモンはヒンズー教の最高の階級として知られているが、仏教でも呼称するらしい。

国王の抱負は「国民の利益と幸福のために正義をもって統治する」との記事。統治するとはまさに立憲君主国の国王であられる。国の有り様は様々だ。

令和の10連休、各地で国民的盛り上がり、若い世代の参加が目立つ。新時代の幕明け

平成天皇が4月30日にご譲位され5月1日今上天皇陛下がご即位され元号が令和に代わった。両日を中心にテレビでいくつかの行事を視聴したが、穏やかに厳粛落ち着いた手応のある御代がわりでした。各地で国民が自主的に祝祭した様子が報道されたが若い世代の姿が目立った。

昭和天皇の崩御による平成への改元の時には武蔵野市長として雪の日の大喪の礼など公式行事に参列したことを昨日のように鮮やかに思い出します。その時と比較すると明るい祝賀ムードが印象的です。

5月4日14万人参加の一般参賀での天皇・皇后両陛下のお姿と上皇、上皇后両陛下が私服でテニスクラブをご訪問された映像もまた新鮮でした。日本に新しい時代が到来したことを実感します。

武蔵野市議会の勢力図が変わった。松下市長の推薦した市議候補者は10名中3名が落選した

武蔵野市議会議員選挙が終わり、新勢力図が確定した。松下市長が選挙公報や公選ポスター、事前の政治活動用文書で推薦した候補者は10名いたが、当選者は7名で3名が落選した。共産党の現職も落選。その他、立憲民主やネットを合計して10名だ。無所属の動向が注目される。

松下市長と距離を置くグループは自由民主、市民クラブの現役7名が全員当選し、新人も1名、計8名になった。さらに保守系無所属1名を加えると9名となるが、さらに公明党が3名、その他志民会議の現役2名、残りが都民ファーストと無所属の新人が当選した。

どのような会派構成になるか微妙だが、松下市長の与党が半数を割り込むのでは? 古い左翼の時代は終わりつつある。
武蔵野市に長らく住んで、武蔵野市の歴史と地理と市民をよく知り、武蔵野市に愛着を持つグループがイニシアティブを取るだろう。地方自治の本旨に戻りつつある。

松下市長は子育てを数少ない公約の柱にしているが、平成31年度の施政方針では、相次ぐ児童虐待に無関心か一言も触れていない

今年の3月議会で松下市長の施政方針について重大な指摘があった。1月24日に児童虐待死が再び起こったにもかかわらず、一言も触れなかったことだ。

昨年3月の結愛(ゆあ)ちゃん事件以来、世の中の関心が高まり、1月24日の事件以後は安倍総理を先頭に国を挙げて再発防止に取り組んでいるのだが・・・。

2月中旬に発表された松下市長の施政方針では、一言も触れていない。「子どもの命を守る」ことが市長の最重要課題ではないのか。

心ある市議会議員が怒るのは当然だ。

自信を失ったか武蔵野市の共産党。事前の政治ポスターには松下市長の名前を使っていなかったが、選挙公報では3名全員が松下市長の推薦を受けている

めずらしい現象のように思える。共産党候補者は3人とも選挙公報、公営掲示板ポスターに松下市長が入っている。

某氏の公報には「いのちと暮らしを守る 松下市政を支え前に進めます」と大書してある。

松下頼みがはっきり、自信がないのか?

武蔵野市議会議員選挙で松下市長の推薦を受けている人は10名、何人受かるか?

武蔵野市議会議員選挙の選挙公報で、松下市長の推薦を受けている候補者の数は10名。事前の政治活動で弁士という形で推薦を受けていた立憲民主党の候補者1人を加えて計11名だ。菅直人氏や枝野立憲民主党党首の推薦を受けている候補者も2名いる。これを足しても13名だ。全員受かっても松下市長の与党と思われる候補者は13名である。

全立候補者の総数が37名だから24名が松下市長と距離をおいた関係だ。

松下市長派は、何人受かるのだろうか。

 

 

府中市議選挙 自民党12名立候補、武蔵野市議選挙 自民党プラス保守系無所属合わせて11名立候補。全員当選めざして応援に駆けまわる

府中市は1900年前に創建された大國魂神社があり、また1300年前に武蔵国(むさしのくに)の国衙(役所)が置かれた歴史と伝統と文化を誇る街で、地域社会がしっかり形成され人間関係が濃密だ。

市長も戦後、一貫して保守系が勝っている。市議候補も地域単位で選ばれてくる。今回は1名の現職の引退を受けて、2名の新人が立候補。全員当選出来れば11名→12名になる。なお定数30名に37名が立候補。友党の公明党も5名が立候補している。

武蔵野市は定数26名に37名が立候補。自民党と保守系合わせて11名の立候補だ。現職が7名だから、全員当選すれば4名増員となる。

武蔵野市は中央線でナンバーワンの財政力と市民力を誇る市だ。全国1741市町村のトップリーダーとしてコミュニティバスのムーバスや子育て広場事業の0123、市民の力で運営する高齢者の居場所のテンミリオンハウスなど次々と日本初の施策を実現してきたが、この10数年は新規施策が中学校給食実施などと寂しい。なお、武蔵境駅南口の武蔵野プレイスは、昭和62年から農水省倉庫跡地払い下げで、当時の市議会と一体となって構想を練り土地を購入し、設計もコンペで設計者を決め、プレイスというネーミングも当時に命名した。骨格は全て15年前に決まっていたのを引き継いで発注したに過ぎない。

今回の市議選のテーマは、停滞する市政をどのように前進改革するかが問われている。

いよいよ6日間の勝負だ。

大阪知事・市長のダブル選挙で維新大勝ーなんぼのもんじゃ 太閤さんの大阪やで、の心境か

知事や市長が突然辞職して選挙になって、再び立候補したら知名度の勝る知事や市長が強いのに決まっている。そこで、恣意的な突然の辞職を牽制するために公職選挙法は、辞職した首長が同じ選挙に再立候補し当選した場合は、任期はそこから4年ではなく、残任期間とすると定めている。

先月行われた明石市長選挙は、このケースが当てはまり再当選した市長は4月14日からの統一地方選挙で再び立候補することになる。わずか1か月足らずの任期である。

大阪の場合には、この規定にふれないように同時辞職した知事が市長選に、市長が新しく知事選挙に立候補した。一種の法の盲点をついたチームプレーだが、自民党は不意打ちをくらって充分な準備期間もないままダブル選挙に持ち込まれ、現職の知事や市長の知名度には及ばなかった。

維新の会のやりたい放題だが、もし東京だったら、筋論が通り違った結果になっていたかもわからない。

大阪人の気持ちは「都構想」の是非はともかく、東京からあれこれ言われたくない。大阪は東京より歴史ある街だ。太閤秀吉公が開いた400年以上の浪速の華の都だぜ。「東京なんぼのもんじゃ」の心境ではなかろうか。良くも悪くも「横山ノック知事」誕生のド根性の街だ。

私も1日、自民党推薦候補の応援に入ったが、「なんぼのもんじゃ」とても及ばない。

立候補を決意された小西知事候補、柳本市長候補に敬意と感謝を捧げます。

 

 

 

令和の元号は良いが地方統一選挙の最中に発表したのはいかがかと立憲民主党の岡田代議士―ではいつならいいのか

この時期の発表になったのは早く発表しすぎると準備時間は十分だが、一世一元号の原則が崩れる。さりとて5月1日発表では実務が混乱する。4月30日の天皇陛下のご退位と5月1日の皇太子殿下の天皇ご即位、ぎりぎりの選択ではないのか。

令和の評判が良く、結果として安倍内閣の支持率向上に役立ったとの報道に動揺したんですか。

目に涙 恩師の呼名 桜咲く

3月は別れの季節。母校都立武蔵高等学校、武蔵野市立第三中学校などの卒業式に出席。

儀式のハイライトは卒業生の名前を読み上げるシーン。呼名は担任の先生だ。名前を呼ぶたびに、各々の生徒の思い出がよぎるのだろう。涙声につられて生徒ももらい泣き。生徒が先に涙するシーンも。

各々の思い出を秘めて広い世界に旅立ってほしい。

学校の先生は聖職だ。

中近東文化センター附属アナトリア考古学研究所大村幸弘先生の発表を聴く

3月25日学習院大学100周年記念講堂でアナトリア研究所のトルコ調査報告会が開催され、参加。

中近東文化センターは三鷹市大沢に所在する中近東文化の殿堂だが出光興産が永年にわたって支援してきた。厖大な収蔵品を定期的に公開し啓蒙事業を行っていて、武蔵野市長時代青少年教育の一環として支援してきたのがご縁で今日もご案内を頂く。

アナトリア研究所はトルコ中部のカマンカレホユックの遺跡をトルコ政府の全面的支援を受けて発掘している。

大村幸弘先生によれば、この地こそ古代歴史の十字路でBC3000年以上前から5000年以上にわたって青銅器時代、鉄器時代、オスマン帝国までの遺跡が重なって墳丘を成しているとのこと。新しい上の層から丁寧に発掘し今は前期青銅期(BC3000年)まで掘り込んだ、さらに掘り込めばその下層に青銅器時代新石器時代に行きつくはずだという。発掘の目的は「文化編年の構築」ですとのこと。調査の過程の中で、鉄の発生の歴史に関わる発見があったとのこと。これは残念ながら3月26日の発表だ。3月25日の朝日新聞が一面トップで取り上げたせいもあり今日は満員の大盛況。

大村先生や中近東文化センターとは30年にわたるお付き合いだが、素晴らしい成果を挙げられていることに拍手!

小金井リトル全国大会へ―東京駅で激励

私が顧問を仰せつかっている小金井リトルシニアが西東京地区の代表で全国大会へ。朝7時30分集合で選手43名が続々東京駅へ集合、日焼けした顔が頼もしい。

決勝までは6回勝ち進まなければとのこと。その時は応援に行きますよ、頑張れ! 激励しお見送りする。

府中市自民党決起集会12名の立候補予定者と700名の出席者で盛り上がる

昨3月24日夜、府中市のルミエールで、自民党主催市議会議員選挙必勝の決起集会が開かれた。

現職10名と新人2名の合計12名の立候補予定者と支援者と党員、党友700名が集まり盛り上がった。高野律雄市長、中川雅治、丸川珠代、武見敬三、朝日健太郎の都選出の各参議院議員も出席、激励。私は「市議選は国会議員選挙や都知事、都議選挙と異なり風は吹きません。実力勝負、票は街にありで頑張って欲しい」と激励した。

三陸に春が来た、8年振りで釜石~宮古間鉄道再開―沿線の人々がどこまでも見送り、喜びを爆発

3月23日、JR東日本山田線が8年振りに復旧し、第三セクターの三陸鉄道に移管され、リアス線として営業運転を開始した。

出発式典が行われた釜石駅には駅前広場を埋め、大勢の市民が出発式を待っていた。渡辺復興大臣、大塚国土交通副大臣、達増岩手県知事、JR東日本深沢社長、沿岸の各市の市長など、関係者一同が集まり出発式。記念列車が走り出すと、見送る市民が構内を離れて300m以上続いて旗を振る。8年振りで鉄道が生き返ったことを喜んでいる。驚いたことに、各駅に停車する度に、駅周辺の住民の方々が大漁旗や歓迎ののぼりや横断幕で歓迎だ。さらに駅と駅との間でも、家から工事現場から、川の土手から、小旗を振る人々がつながっている。釜石~宮古間55㎞の間に山間部を除いて絶え間なく続くのである。一緒に走っている人もいる。こども、中高生、青年、壮年、女性、寒い中、車椅子のじいちゃんまで、遠くの家のベランダから手拭いを振る人も。8年間耐えてきた思いが、鉄道再開で爆発、喜びが奔流のようになって手を振っている。忍耐強く控えめな東北の人々がこの日を待っていたのだろう。

JR東日本の深沢社長、200億円かけて復活した旧山田線を感慨深そうに車窓から手を振っている。「鉄道は運送手段を超えて沿線の人々の命綱ですね」と申し上げた。「希望を形に」三陸鉄道はゆく。東京の政治家の役割は岩手の海の魅力を多くの人に伝え、三陸を旅してもらうことだ。それが復興支援でもある。

釜石駅出発式 左から中村三陸鉄道社長、深沢JR東日本社長、大塚国土交通副大臣、渡辺復興大臣

釜石駅出発式 左から中村三陸鉄道社長、深沢JR東日本社長、大塚国土交通副大臣、渡辺復興大臣

歓迎の旗を振る人々

歓迎の旗を振る人々

東日本大震災で被災した岩手県三陸海岸は周辺人口30万人の過疎地帯だ。首都圏からの応援が必要だ―私が岩手県を応援する理由

岩手県の三陸地方で3.11東日本大震災で激甚災害の指定を受けた市町村は13、そのうち12が海に面していて、三陸鉄道の利用地域だ。

2011年3月11日以降、国は様々な支援を続けていて、防潮堤と高速道路と三陸鉄道の開通で、基本インフラは整備されつつある。しかし、もともと30万人しか住んでいなかったこの地方は、避難でさらに人口減となった。インフラは整備されて三陸鉄道も開通したが、乗る人がまばらでは困る。世界屈指の美しいリアス式海岸と大自然、新鮮な海の幸を首都圏の人に味わってもらう事で人を呼び込み、復興に繋げなければと思い続けている。

福島には21兆円の公費が投入され、原子力規制庁や関係の国際原子力機関の影響下にある。宮城は100万都市仙台という牽引車がある。しかし岩手には大自然と沿岸漁業があるだけだ。安倍総理は東日本大震災からの復興は、安倍内閣の一丁目一番地だと公言している。岩手県被災地の真の復興は、東京をはじめ首都圏の人々が心を寄せ、訪問する事だと思う。

私が三陸鉄道のオーナー制度を、岩手県のふるさと納税のメニューに加えてもらうことを、4年前に提言した理由もここにある。2000円でオーナーになれます。首都圏の皆さん、三陸地方を第二のふるさとにしませんか?

三陸鉄道のオーナーになりませんか。岩手県のふるさと納税で

3月23日JR東日本山田線釜石-宮古間が8年ぶりに復旧開通し、営業を開始する。三陸鉄道久慈―宮古北リアス線釜石-盛岡間の南リアス線とつながり、久慈―盛岡間合計103Kmがつながった。JR東の山田線はこれを機会に三陸鉄道に無償譲渡され大三陸鉄道として運行される。私も3月23日の記念列車に招待され訪問する。

今、三陸鉄道はオーナーを募集している。岩手県へのふるさと納税制度が適用され「三陸鉄道へ」とすると岩手県を経由して三陸鉄道に寄附がまわる。三陸鉄道はこの機会を使って首都圏へお客様の誘致などを行う予定だ。10万円を寄附するとオーナーという名誉称号が贈呈される。また、オーナーレターが送られる。私はオーナーの募集に申込み第2号のオーナーとなった。雄大なリアス式海岸を太平洋を見ながらゆっくり旅をしたい。夜は天井に大銀河が、三陸の海と大地と空、首都圏から一番近い世界規模のリアス式海岸ですよ。なかなか鉄道のオーナーになるのは難しいけど三陸鉄道は大歓迎で皆さんをお待ちしています。

株の超高速取引の規制必要性は?GAFA、デジタルプラットホームに課税?AI兵器の国際ルールづくりを-コンピューターに支配される世界にどう対応するか

自民党政務調査会では様々な分野で政策が論議されるが、この1~2週間の話題は深化するICT社会とどう向き合うかである。短時間に数万回の単位で取引される株売買、AIコンピューター取引(HFT)、人工的に相場をつくったり、時には過剰反応で相場が大暴落して実体経済に深刻な影響を与える恐れがある。この取引は市場の活性化を招いているとの評価と、何らかの規制が必要だという意見と対立している。金融庁が研究を始めているし、EUは規制を始めた。

グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾンGAFAの情報支配が世界的問題に。政調で学者や専門家にヒアリング。これらのデジタルプラットフォーマーが商品の開発事業者や消費者に対して圧倒的な優越的地位にたつ、公正取引や個人情報の取り扱い、消費者保護や課税の問題など新しい問題が山積。EUが課税を含めて検討し始めたとのこと。カリフォルニア州では「データ納付金」を主張する政治家も。3月15日アップルとアマゾンの代表者に来ていただいてヒアリング

3月14付の朝日新聞には、AI兵器が人の関与を離れて無人で殺戮することに危機感を持った日本政府は、今月末開かれる軍縮会議で特定通常兵器使用禁止制限条約で国際ルールをつくることを提案するとの記事。

これらの共通することはスーパーコンピューターのグローバルなネット社会が人間社会に重大な影響を及ぼしていることだ。かつてオーソンウェルズは小説の中で、人の行動や思考を支配するビッグブラザーズという存在を示唆したが、まさにICTのグローバルシステムがビッグブラザーズか。

武蔵野市は今年誕生130年を迎える、同時に中央線も敷設開業130年だ。記念すべき年に武蔵野市も歴史をPRしたらどうか

明治22年西暦1889年、旧・吉祥寺村、西窪村、関前村、境村の四村が合併して神奈川県北多摩郡武蔵野村が誕生した。当時人口3000人と記録されている。以来、どことも合併せず昭和3年武蔵野町、昭和22年武蔵野市となり、今日を迎えている。今年四月一日は武蔵野村以来、130年の記念すべき年を迎える。

中央線の前身の甲武鉄道が敷設開業したのも、同じ明治22年1989年4月11日だ。新宿停車場、中野停車場、境停車場、国分寺停車場、立川停車場の五駅だったと記録にある。当時は東京駅も出来てなく、山手線も円を描いていない時代だから、甲武鉄道の各駅は鉄道先進地域だったことになる。現中央線は新宿以西立川三多摩の丘陵地帯の馬の背のような高い位置を貫いている。中央線の南側が多摩川水系、北側が荒川水系と分かれている所も多い。水のない武蔵野原だったので、鉄道も敷設しやすかったのだろう。水がなく稲作が出来ない“原野”だったこの地域が今日の隆盛を見たのも甲武鉄道のおかげだ。

鉄道誘致と境停車場の存置に奔走したのが、境村の20代の青年、秋本喜七氏と初代村長三井謙太郎だという。今日、武蔵野市は財政力日本一を誇るが、この源をつくった先人達の努力に改めて感謝申し上げたい。

希望を形に 3月23日、岩手県三陸鉄道全線復旧開通、北は久慈から南は盛まで163km

安倍内閣の一丁目一番地は東日本大震災の復興だ。岩手県三陸海岸を走る三陸鉄道は久慈から宮古が北リアス線、宮古から釜石がJR東山田線、釜石から宮城県との県境近くまでが南リアス線と分かれていた。北リアスと南リアスは山間を通る割合が高く津波の被害も少なかったので、比較的短期間で復旧した。JR東山田線は敷設されたのが古いせいもあり、海岸にそって鉄道と駅が走り、壊滅的な打撃を受けた。利用客数の減少もあり、JR東日本が山田線を全費用負担して復旧し、第三セクターの三陸鉄道に移管することとなった。大震災以来、8年後の完全復旧だ。岩手県の復興の象徴だ。

八年前の3.12、当時の菅直人総理はヘリで福島原発に乗り込んで吉田所長以下の必死の作業を中断した。その日の午後ベント不成功で水蒸気爆発が起こった

3.11東日本大震災は2万人以上の方々が犠牲になり、戦後最大の自然災害となった。お亡くなりになった方々や行方不明の方々のご冥福を心からお祈りし、一日も早い復興を改めて決意している。

国会図書館で当時の新聞縮刷版を読み返すと、生々しい記憶がよみがえる。福島原発は津波によって全電源が喪失し、原発冷却水の循環が停止、制御不能になった。吉田昌郎所長以下の職員が命がけで制御に取り組んでいた。そこへ当時の菅直人総理がヘリで乗り込んだ。作業は一時中断だ。後の述懐によると吉田所長は「総理の対応は本社ではないのか、何故現場の自分がやらなければならないのか」という趣旨の、血を吐くような発言を東電本社とやりとりしている。菅直人総理は政治ショー、パフォーマンスのために現場で苦しむ人々を妨害したことになる。総理が帰京した後の12日午後、ベントに失敗し水蒸気爆発が起こったのである。

当時から指揮官が本部を離れたら、危機管理上問題との指摘があった。福島を中心に4万人超の人々が故郷に帰れず、仮設住宅で暮らしている事を考えると心が痛む。責任が重ければ重いほど、言動の影響が大きい。3.11東日本大震災の被害の大きさを風化させてはならないが、同時に政治責任者の言動も、長々記憶に留めなければならない。

励ます会、雨の中300名の方々がご来駕、ありがとうございました

3月4日、吉祥寺東急REIホテルで私の励ます会が開催され、雨の中300名の方々がご来駕下さいました。この会は武蔵野市長時代の支援者の皆様が中心に企画されましたが、国会からも元衆議院議長の伊吹文明先生、元官房長官の河村建夫先生をはじめ、片山さつき大臣、東京都選出の中川雅治、朝日健太郎、武見敬三参議院議員等、大勢参加して下さり感謝感激です。心から御礼申し上げます。

御礼

本日は公私ともにご多用な中、私の励ます会にご来駕下さいまして、誠にありがとうございました。大勢の方々に温かいお言葉をかけて頂き、勇気100倍です。

幸い健康にも恵まれておりますので、天命を受けて、生涯公のために働く覚悟です。引き続きご支援下さいますよう、お願い申し上げます。

3・11、東日本大震災から間もなく8年を迎えます。各地とも着実に復興をしておりますが、特に岩手では「希望を形に」が実現いたします。

3月23日、三陸鉄道163㎞が開通開業いたします。始発の記念列車に私もお誘いを頂いておりますので、皆様の気持ちを代表して行って参ります。

春はそこまで来ております。新時代が皆様にとって、ご健勝で実り多い時代となりますことをお祈りして、本日のご挨拶に代えさせて頂きます。

平成31年3月4日

はやぶさ2がリュウグウに着陸し「岩石試料を採取できた可能性が高い」との報道で日本中が明るい気持ちだが、はやぶさ2の予算を削減したのは民主党の蓮舫行政刷新大臣だった。

民主党政権で行政刷新の担当大臣だった蓮舫さんは、スーパーコンピュータの開発をめぐって「なぜ、二位じゃだめなんですか?」と迷言をおっしゃった。

もう一つの迷業績は、20億円組んだ「はやぶさ2」の研究予算をたった3000万円に削減したことだ。

ところが奇跡が起こり、迷子になっていた「はやぶさ(1号)」が宇宙空間を数億キロ飛んで無事地球に帰還した。

全国民が拍手し、世界中が驚愕した。その時、文部科学省は、すかさず予算を30億円にした。

当初20億円だったものが、テレビの前のパフォーマンスで3000万円になり、「はやぶさ(1号)」の快挙で10億円プラスされ30億円で復活したのだ。

それが今回の成功の布石となったんですね。

誰か蓮舫さんにインタビューして欲しい。

北朝鮮の非核で妥協をさけて踏みとどまったトランプ大統領、金正恩委員長の打撃が大きいのでは

国連の経済制裁が続くと、金日成や金正日の遺体保存も出来なくなるのではとの憶測記事が2/16の朝日新聞に載っていた。北朝鮮は、国内的には相当経済が苦しいのでは。

中国も米国の圧力を受け、以前より厳しく経済制裁をしているらしい。

韓国と北朝鮮の連邦国家は遥かに遠い。韓国の文大統領も反日路線で行けるのか。

「国会では統計より、もっと重大な事を集中審議して欲しい」と書いたら「何ですか?」との問い合わせ―米朝首脳会議、日朝関係や英国のEU離脱の影響等です

ブログに統計の問題について「もっと重大なことに取り組んで欲しい」と書いたら、「今国会で論議すべき重大問題は何ですか?」と聞かれた。

日本にとって当面の差し迫った課題は米朝首脳会議、日韓関係等と、日本の安全保障に与える影響です。さらに英国のEU離脱問題です。

EUは28ヶ国が加盟するもっとも成熟した民主主義の共同体です。英国がそこから離脱した場合、経済はもとより世界の民主主義に与える影響はという視点で、十分議論を深めていく必要があると考えています。世界の大国のうち、中国やロシアは自由な言論や基本的人権が保障された民主主義国家と言えるのか、開発途上国の独裁と並んで人類にとって最大の問題だからです。

これからは民主主義国が増加するのか否か、成文憲法をもたず1215年大憲章で世界初の議会を設けた英国が、EUから抜ける意味は非常に大きいと考えられる。長期にわたって日本への影響も大きなものになるだろう。国会で是非充分な論議をして欲しい。

国の機関が障害者雇用を法で定めた2.5%を下回っていたので、平成31年度に合計4000人を雇用するという―言うは易く行うは難し。頑張れ!

障害者の雇用は国等、公的機関が2.5%、民間が2.2%採用が義務づけられている。民間は法定雇用率を下回ると、一人当たり納付金5万円/円を納めなければならない。様々な工夫をしながら、障害者雇用を続けている。

ところが肝心の国の各省庁が2.5%の雇用率を軒並み下回っていて、下回った数が合計4000人と判明した。ちなみに厚生労働省は雇用率を上回っていた。この4000人を平成31年度中に補充するという。法の建前から一年で補充するのは当然だが、実際にやるとなると相当大変だろう。

武蔵野市長に就任した30年前に、障害者雇用に取り組んだ当時は1.8%だった。軽度だけではなく中度や重度の方を採用しようと方針を決めたが、相当大変だった。
車椅子の人を採用したが、当時は事務所には車椅子トイレがなかったので改造から始めた。知的障害の人は時折パニックになることもあった。内部疾患の人は、朝になり突然休むことが重なったりした。今日では当時と比較すると障害に対する格段の理解が進んだし、バリアフリーの施設も多くなった。先日テレビでやっていたが、民間の会社は知恵を出し、障害者が中心の職場をつくったりの先進事例がある。国等公的機関は民間の先進事例に学びながら、前向きに取り組んで欲しい。
2月19日開催の自民党政調厚労部会では「民間は法定数に達しない時は納付金を払う、公的機関の場合はペナルティが無い。厳しい反省の上に立って法定雇用率をクリアしなければならない」「民間の障害者を引き抜くようなことにならないよう、留意すべきだ」等、厳しい意見が相次いだ。