民主党政権の際だった特徴はガバナンスに欠けたことだ。その典型が法務省だった。3年3ヶ月の間に大臣が9人替わったのだ―悪夢の3年3ヶ月だ

民主党政権の際だった特徴はガバナンスに欠けたことだ。その典型が法務省だった。3年3ヶ月の間に大臣が9人替わったのだ―悪夢の3年3ヶ月だ

参議院議員選挙が近づいてきた。有権者の皆様に是非「悪夢」の民主党政権を思い出して欲しい。
党の中で物事が決まらない、一旦決してもすぐにひっくり返る、大臣等に能力が無い。至る所に目立ったのがガバナンスの不測だ。

その典型が法務大臣の所管する法務行政だ。3年3ヶ月の間に大臣が9人も替わったのだ。一番長かったのが、千葉景子法務大臣の約一年。以降、次々と2ヶ月、2ヶ月弱、7ヶ月、4ヶ月、5ヶ月弱、4ヶ月、20日間、2ヶ月と法務省の最高責任者の大臣が9人替わったのだ。これではまともな法務行政は出来ない。第二次安倍政権が出来た時、私は立法府である衆議院の法務委員会の与党理事を務めたが、刑法、刑訴法、民法改正など法務省が法案を次々と提出するので「こんな大法、基本法をなんで次々と提出するのか?」と幹部に聞いたら、「前政権では3年3ヶ月で大臣が9人も替わったのですから」と言われた記憶が生々しい。

内閣は行政権を管理しているのだから、高いガバナンスが必要だ。