民主党のお粗末。コンクリートより人とのスローガンで八ッ場ダムは中止、それ以外の全国のダムも100ヶ所近く中止した―武蔵野市の現市長は当時の民主党の主張を真に受けて、都議会で反対を主張していた

民主党のお粗末。コンクリートより人とのスローガンで八ッ場ダムは中止、それ以外の全国のダムも100ヶ所近く中止した―武蔵野市の現市長は当時の民主党の主張を真に受けて、都議会で反対を主張していた

2009年当時の民主党前原国交大臣は、公約の八ッ場ダム建設の中止を発表した。
そこから東京都、群馬県をはじめ関係自治体の迷走と大反対が始まった。当時の民主党関係者の思考回路は、
①公共事業は悪だ。もっと人に投資をすべきだ
②大規模なダムはムダ。語呂合わせでもあるダムを止めて、山を緑化すれば保水率が向上する。これを緑のダムという
③専門家が必要性を指摘しても、これは私達の公約だと言う

この頭でっかちの観念論が、どう影響を及ぼしたか。全国で90ヶ所以上のダム建設が中止になった。2020年7月の熊本豪雨で球磨川が大氾濫、60数名の犠牲者が出た。こういう集中豪雨を想定して、国は川辺川ダムを計画していたが、12年前の民主党政権の誕生と共に蒲島郁夫熊本県知事の要請を受けて中止した。2020年7月の豪雨後の検証チームは、川辺川ダムがあれば、被害は軽減されたと報告した。これを受けて蒲島知事は川辺川ダムも洪水対策として造ると方針を変更したとの報道。

現武蔵野市長は八ッ場ダムに反対したことを今はどう思っているのか、八ッ場ダムは都の水源だ。市の水道の20%は都から購入している。市議会ではどういう議論が展開されているのか。立憲民主の候補者を応援している市長の見解を聞きたい。