岸田総理、日本の名誉と信用のためにお願いします。日本大使館で働いていたアフガン人スタッフの安全を確保して下さい

岸田総理、日本の名誉と信用のためにお願いします。日本大使館で働いていたアフガン人スタッフの安全を確保して下さい

アフガニスタン政府は米軍が8月末で撤退すると発表したら、あっさり崩壊しタリバンが首都カブール他ほとんど全土を支配した。軍事力をもって支配したタリバンが政府を構成し、国内統治を秩序だって進められるか否か未知数だ。これ以上の無用な流血を防ぐためには、タリバンがこれまでの20年の経験を活かし平和的な統治に移行することを願うばかりだ。

日本政府は在アフガニスタン日本大使館で通訳や警備など様々な役割を担ってくれたアフガニスタン人を8月末までの期限内に国外退去させることが出来なかった。空港まで25台のバスを用意したが治安が悪化したため、取りやめになったという。自衛隊は輸送機を二機派遣したが、日本人一人を救出しただけだった。日本大使館関係者は大使をはじめ、早々と8月17日に国外に全員退去したという。

日本外交官という身分を持つものは、たとえタリバンといえども、そう簡単に身柄を拘束されたり危害を加えられることはないはずだ。最後まで残るべきだったのでは?

日本大使館で働いてくれたアフガン人を現段階でも救出できていない。恥ずかしい話だ。「恩を受けたのに、いざという時に十分な支援が出来ない国、日本」では、世界中で物笑いなのではないか。日本の若い世代は、こういう政府の立ち振る舞いを見て、自国に対する誇りを失うだろう。これからも、ありとあらゆる手段を使って日本のために働いてくれたアフガン人500人を支援、救出するよう努力して欲しい。

岸田総理は来週14日に解散すると宣言している。「モノ配り」だけの政府ではなく、日本人が胸を張って生きられる「勇気と誇り」を配る政権になって欲しい。