小金井市が武蔵小金井駅南口第2地区再開発事業SOCOLAに出した補助金は15億円ー収入は住民税、固定資産税、都市計画税等。3~5年で償還出来るでしょう。

小金井市が武蔵小金井駅南口第2地区再開発事業SOCOLAに出した補助金は15億円ー収入は住民税、固定資産税、都市計画税等。3~5年で償還出来るでしょう。

武蔵小金井駅南口第2地区は14000㎡の面積で再開発組合施行の第一種市街地再開発事業と認定されました。2014年8月の都市計画決定ですから、稲葉市長時代です。この第2地区には駅前の土地の高度利用、不燃化による都市の安全公共駐車場などの公共施設等公益性が認められ国の再開発事業に認定されました。この計画では国が30億円、都が15億円、市が15億円の合計60億円が交付されました。14000㎡の土地の権利者が組合をつくりこの計画のエンジン役の野村不動産は住戸部分を中心に必要な緑化を“持参金”として負担し、参加組合員となりました。出来上がってみると駅前に住宅と商業コミュニティ施設が調和し素晴らしい都市機能を発揮しています。10年前に出来上がったコミュニティ広場を挟んで最も新しいおしゃれな街になりました。

ところで小金井市は15億円の補助金を支出したのですが、何年で償還できるのでしょうか。716戸の8000万円~1憶のマンションに住む新しい市民が納めてくれる税金は住民税、固定資産税、都市計画税、さらに1~4階の施設から固定資産税、都市計画税が入ります。試算によると1年で3~5億円の税が小金井市に入るのでは!住民の懐具合を探るようでいささか品がありませんが、小金井市議会では当然市の”経営”の立場から論議がわくことでしょう。

50年以上にわたってこの再開発を進めてきて形にした土地の地主の星野理事長をはじめ関係者の皆様そして平成11年市長に就任した時第1街区をはじめ様々な決断を下してきた稲葉前市長の強い意志力とご苦労に心から敬意を表します。

7月19日の放映のアド街ック天国でもっと詳しく取り上げてほしかったなあと思います。