「武蔵小金井駅南口第2地区市街地再開発組合の設立祝賀会が開催、利権者の努力と稲葉市長のネバリ強い行政手腕が結実した事業だ」

「武蔵小金井駅南口第2地区市街地再開発組合の設立祝賀会が開催、利権者の努力と稲葉市長のネバリ強い行政手腕が結実した事業だ」

武蔵小金井駅南口駅前広場に面した地区1,8haを再開発する計画が、30数年前から検討されてきたが、権利者の永年の努力と稲葉市長のネバリ強い行政手腕によって、ついにスタートした。

この地区は、駅前広場の南側に面した一等地だが、個人の住宅やアパートなどが密集すると共に敷地内は4m未満の細街路しか無く、災害時の危険性が指摘されてきた。土地の所有者と借地債権者等60人が権利者だが、この度、合意に至って再開発組合が正式に設立された。いよいよ事業が始まる。

1,8haの土地に地上27階建地下3階建、高さ97mの二棟のビルをつくり、地上3~4階が商業と公共施設それ以上が住戸となり、約690戸を予定している。地上1階部分は、オープンスペースを広く取り、賑わいとふれあいの空間となる。

国が30億円、都・市が各15億円の補助金を支出する。木造平屋細街路の地区が、堅固・不燃で8mの区画街路や敷地内オープンスペースも広く、快適・安全な街に一変して小金井市の公共空間として貴重な宝となるだろう。

小金井市は15億円の補助金だが、完成後は690戸の住戸や商業施設などの誘致により、住民税・固定資産税などの収入により数年で投下した資金を回収出来るだろう。

市議会でこの都市計画に賛成したのは、自民・公明・民主だが反対したその他の政党やグループは、何を考えているのか。50年近く行政に携わってきた私には、さっぱり理解出来ない。

 

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