松下市長、市民の税金で買った市有地を勝手に売ってはダメですよ。行政上必要だから買ったのですから。公有地の拡大に関する法律はあっても、公有地縮小に関する法律はないです

松下市長、市民の税金で買った市有地を勝手に売ってはダメですよ。行政上必要だから買ったのですから。公有地の拡大に関する法律はあっても、公有地縮小に関する法律はないです

市有地は教育や福祉、公園、街づくり、放置自転車対策等々の行政目的実現のために購入します。当面何に使うか定まってないが、将来の行政需要を先取りしたり、吉祥寺・三鷹・武蔵境の各駅の至近距離に位置する土地で二度と手に入らないと思われる土地は、行政目的が定まってなくても“諸用地”として購入しておきます。

そのための法律が「公有地の拡大に関する法律」です。この法律に基づいて市役所内部に特別法人武蔵野市土地開発公社を設置して、予算がなくても銀行から融資を受けて土地を購入します。これを「先行取得」と言います。この先行取得した土地を活用して、後に都市計画の「種地」としたり、道路を作ったり、図書館や公園を作ったりするのです。土地の使用目的が決まれば予算化して、市債を発行したり、国や都の補助金等を活用してその財源に充てるのです。

武蔵野市は不動産業を営んでいるわけではありません。先人たちがチャンスを生かして購入した市有地を、資産活用の美名の下に勝手に売却処分してはならないのです。

「公有地の拡大に関する法律」はありますが、「公有地の処分減少に関する法律」はないのです。