東日本大震災で被災した岩手県三陸海岸は周辺人口30万人の過疎地帯だ。首都圏からの応援が必要だ―私が岩手県を応援する理由

東日本大震災で被災した岩手県三陸海岸は周辺人口30万人の過疎地帯だ。首都圏からの応援が必要だ―私が岩手県を応援する理由

岩手県の三陸地方で3.11東日本大震災で激甚災害の指定を受けた市町村は13、そのうち12が海に面していて、三陸鉄道の利用地域だ。

2011年3月11日以降、国は様々な支援を続けていて、防潮堤と高速道路と三陸鉄道の開通で、基本インフラは整備されつつある。しかし、もともと30万人しか住んでいなかったこの地方は、避難でさらに人口減となった。インフラは整備されて三陸鉄道も開通したが、乗る人がまばらでは困る。世界屈指の美しいリアス式海岸と大自然、新鮮な海の幸を首都圏の人に味わってもらう事で人を呼び込み、復興に繋げなければと思い続けている。

福島には21兆円の公費が投入され、原子力規制庁や関係の国際原子力機関の影響下にある。宮城は100万都市仙台という牽引車がある。しかし岩手には大自然と沿岸漁業があるだけだ。安倍総理は東日本大震災からの復興は、安倍内閣の一丁目一番地だと公言している。岩手県被災地の真の復興は、東京をはじめ首都圏の人々が心を寄せ、訪問する事だと思う。

私が三陸鉄道のオーナー制度を、岩手県のふるさと納税のメニューに加えてもらうことを、4年前に提言した理由もここにある。2000円でオーナーになれます。首都圏の皆さん、三陸地方を第二のふるさとにしませんか?