岸田総理の決断。日・米・豪・印の首脳会談を春の遅い時期に日本で開催、バイデン大統領の支持を取りつける

岸田総理の決断。日・米・豪・印の首脳会談を春の遅い時期に日本で開催、バイデン大統領の支持を取りつける

今回の決断で岸田内閣の立ち位置を内外に明確に示すと共に、参議院選挙に向けた筋道をつけた。

① “敵地攻撃能力も選択肢の一つ”発言とともに、党内でハト派と思われていた岸田総理の立ち位置を明確にした。

② 中国に対して親中派の林外務大臣を任命したが、大枠は安倍・菅内閣と変わりませんよというメッセージを出した。

③ 経済界も“経済安全保障”の枠組みの中で、中国と付き合って下さいというメッセージ。

④ 3月末に予算が成立した後、7月の選挙まで政治的空白を作らないという方針で日・米・豪・印の首脳会談という大駒を布石した。

岸田総理の考え抜いた一手。