学校の一斉休校は医学的根拠はないが一定の合理性があったと野党推薦の専門家ーセントルイスの効果が念頭にあるのだろう

学校の一斉休校は医学的根拠はないが一定の合理性があったと野党推薦の専門家ーセントルイスの効果が念頭にあるのだろう

3月10日の参議院予算委員会で専門家から意見を聞く公聴会を開いた。野党推薦の医療ガバナンス研究所の上昌広理事長は「医学的には根拠はない、ただ根拠のないことを判断するのが政治の仕事、一定の合理性はある」 与党推薦の尾身茂地域医療機能推進機構理事は「シンガポールなどでやっていることを考えると効果がないとは言えない」(朝日新聞3月11日朝刊)

1918年スペイン風邪の時全米で50万人の死者が出たが、いち早く学校を閉鎖したセントルイスでは感染者も死者も少なかったというセントルイス効果は専門家の間では定説なのだろうか。学校が休校して間もなく2週間だ。(この項目3月2日(月)毎日新聞朝刊風知草 山田孝男記事より)