伊藤環境大臣のやるべきことは、改めて水俣病患者とご家族に正対して、十分な時間をとって苦しみをお聴きすることではないですか。国会開会中だから、ご都合を聞いて土・日に訪問すれば良い

伊藤環境大臣のやるべきことは、改めて水俣病患者とご家族に正対して、十分な時間をとって苦しみをお聴きすることではないですか。国会開会中だから、ご都合を聞いて土・日に訪問すれば良い

5月1日の水俣病患者やご家族のヒアリングは、1人持ち時間3分で10人、合計30分だという。3分を超えた発言にはマイクを切ったとのこと。連休明けに映像が流れて初めて見たが、ガックリした。

国民から批判を浴びると一転して、マイクを切られた方へ出向き、お線香をあげて謝罪した。伊藤大臣は記者団に聞かれると「水俣病は、環境省発足の原点です」と涙を流すパフォーマンス見え見え、いかがなものか?

伊藤大臣は環境行政の責任者であり、内閣の一員なのだから、涙を流して情緒に訴えるのではなく、きちんと責任を果たしてください。責任の果たし方は、ただ一つ。水俣病患者のかたやご家族の皆様のお話を聴くことです。一人15分、10人、合計150分でどうですか。国会開催中なので、土・日にお願いしたらいかがですか?信頼回復の第一歩です。

取り返しのつかない深刻な人生を送って来られた患者さんやご家族の言葉は重く、つらいけれども覚悟して全身で受け止めることが必要です。いったん失った信用を取り戻すためには、10倍の努力が必要だという。