ロシア・ハバロフスク市開基160周年記念パレード、2時間にわたって15,000人以上が参加。観覧者を含めると5万人を超える。壮観

ロシア・ハバロフスク市開基160周年記念パレード、2時間にわたって15,000人以上が参加。観覧者を含めると5万人を超える。壮観

ロシア極東地方のハバロフスク市と武蔵野市が交流を始めたのが、1987年。30年の時が流れた。その間に1991年ソ連邦が崩壊しロシア共和国となったが、子ども達中心の相互交流と、NPO法人むさしの・多摩・ハバロフスク協会による植林事業が絶えることなく続いている。

今年はハバロフスク市開基160周年記念でソコロフ市長から招かれ15年ぶりに訪問し、市長を始め関係者から暖かいおもてなしを受けて旧交を温めた。

5月25日(金)26日(土)の2日間にわたって記念イベントが開催されたが圧巻は記念パレードだ。

ロシアの陸海空三軍の軍楽隊の行進で始まったパレードは、サッカーなどスポーツ団体、少年少女グループ、河川関係や水道、鉄道、エネルギー、通信、銀行保険各大学、ガスプロム、観光関係者、ホテル、空港関係、建設会社、チーズやパン工場、極真空手(今一番人気)、自動車、オートバイ、造林木材、造船、機械、医療薬製造等々あらゆる分野のグループが、企業、団体単位でパレードした。最後はクラッシックカーが戦前(1938年製)から現代最新のEVトヨタ・ホンダまで延々2時間にわたった。

グル―プ団体が140以上出場1グループ100人前後、300人超の団体も10団体以上あった壮観である。参加企業を見ると製造業の車、造船、機械、薬、食品、エネルギー等多彩で、ハバロフスク市はロシア極東地方管区の中心都市で何でもつくっているのがよくわかる。人口61万人で日本に置き換えると八王子市くらいだが、市の記念パレードで軍楽隊まで動員するのか印象的だった。

軍楽隊

ハバパレード1

パレード観覧