ロシアの黒海艦隊旗艦モスクワがウクライナのミサイル攻撃で撃沈された。1905年の日露戦争、日本海海戦のバルチック艦隊のスワロフ撃沈を思い出す。ロマノフ王朝の崩壊の始まりだった

ロシアの黒海艦隊旗艦モスクワがウクライナのミサイル攻撃で撃沈された。1905年の日露戦争、日本海海戦のバルチック艦隊のスワロフ撃沈を思い出す。ロマノフ王朝の崩壊の始まりだった

ロシア黒海艦隊の旗艦「モスクワ」1万2500トンに、ミサイルで“深刻な被害”を与えたとウクライナが発表(4/15読売新聞)。その後の報道だと沈没したとのこと。残る艦船は3000トン級が5~6隻とのこと。

3000トン級といえば、日本の海上保安庁の巡視船級だ(もちろん装甲の厚さなど、軍艦と異なるが)。ミサイル搭載の日本の自衛艦は普通5000トン級以上なので、3000トン級だとミサイル等の攻撃力も相当低下するのでは?

1905年5月の日露戦争の日本海海戦では、日本帝国海軍がロシアのバルチック艦隊の旗艦「スワロフ」を撃沈したが、これが日露戦争の帰趨(きすう)を決めた。日露戦争に敗れたことをきっかけにして、ロマノフ王朝崩壊が始まったと言われている。

「モスクワ」が撃沈されたとすれば・・・。