トンガの海底火山大噴火で、また来た津波警報。久慈、田野畑、宮古、山田、大槌、釜石、大船渡、陸前高田等、11年前の東日本大震災を思い出す。寒中の一番寒い時だ。頑張れ、岩手

トンガの海底火山大噴火で、また来た津波警報。久慈、田野畑、宮古、山田、大槌、釜石、大船渡、陸前高田等、11年前の東日本大震災を思い出す。寒中の一番寒い時だ。頑張れ、岩手

11年前に度々聞きなれた市町村の名前が再び報道されました。避難は真冬の深夜。さぞかし住民の方はご苦労があることでしょう。三陸鉄道は大丈夫か。中村一郎社長以下社員の顔が思い浮かびました。

2011年3月11日の東日本大震災の後、東京都市長会は各市から市職員を派遣して、災害救助と復興に助力しました。3~7月までの間、岩手の各市町村に派遣された職員は延べ4000人に及びました。中継点は内陸の遠野市。当時の本田市長が大地震の際の津波を予想し、2008年と2009年に「みちのくアラート」という、自衛隊を含む数千人の大規模演習を実施していたのが役立ちました。内陸の遠野市は全国各地の救援隊基地になったのです。東京都市長会も内陸の遠野市をベースに沿岸各市町村に派遣されて、現地職員の下で支援活動を展開したことを思い出します。

今回のトンガ沖海底火山の大噴火の津波は、1~2mとのこと。防波堤は15m。やや安心だが、それでも真夜中に避難した各市町村の皆さんのご苦労を思うと胸が痛みます。その後、津波警報は解除になりました。

頑張れ、岩手沿岸各市町村の皆さん。