6月完全失業率は2.8%、女性の就業者数は過去最多。正規の職員・従業員は対前年比68万人増~総務省統計局長からレク

6月完全失業率は2.8%、女性の就業者数は過去最多。正規の職員・従業員は対前年比68万人増~総務省統計局長からレク

総務省、統計局長から7月中旬に公表された労働力調査等の詳しい説明を受けた。

労働力調査では、女性の就業者数が2891万人と過去最多になるなど景気の好調が裏付けられた。

とりわけ失業率の2.8%超は、完全雇用の状態であり、正規従業員数も対前年比68万人増

関連して、厚生労働省の調査で有効求人倍率が、1.5を超えたことが報告された。

正規雇用の有効求人倍率が1.0を超えたことは、画期的なことで確実に景気は上昇している。

合わせて、平成28年経済センサス活動調査の速報集計の報告を受けた。

この調査は、4~5年に1回ほど実施されるが、国内すべての事業所・企業を対象として売上金額など、同一の時点で網羅的に把握する調査で「経済の国政調査」と呼ばれている。

平成27年の我が国の売上は、1603兆5千億円、付加価値額294兆8千億円。平成23年と比較すると売上は20%増加、付加価値額(売上-仕入) 20%増加である。

企業数は368万社、事業所数562万社、従業員数は5744万人。平成24年度と比較すると、企業数▲6.3%、事業者数▲2.5%、従業員数2.9%増だ。

分野別等、詳細によむと様々なことがわかり、面白い統計だ。