都民ファースト武蔵野選挙区の候補者、28歳東大卒、スカスカの選挙公報に驚いた

都民ファースト武蔵野選挙区の候補者、28歳東大卒、スカスカの選挙公報に驚いた

昨日、選挙公報が配布されて読んだ。都民ファーストの候補者の内容の貧困さに驚いた。

 選挙公報は、都議になったらこういうことをやりたいという都政展望と政策が主体に書かれるものだ。

 名前の欄を除いた記事欄の3/4以上は、小池知事の推薦、私の決意、プロフィール、都民ファースト公認などで占められていて、都政への展望、公約はたったの3項目、全紙面の1/4以下だ。

 ちなみに第1項目は

「ふるい都議会を新しくします。議員特権を廃止し議会改革条例をつくります。」

 議員特権とは何か?議会改革条例の内容は?とつっこみたくなる。

そもそも地方議会の役割と権限は、地方自治法第96条以下に詳細に記述されているのだ。それを超えて何をするのだろうか。

 第2項目は、

「働き方改革で過労死ゼロへ」

100字にわたる内容は、ライフ・ワーク・バランス確立推進条例をつくる。テレワークや時差出勤などだが、自民党内閣が10数年前から進めている政策でしかない。

 第3項目は、

「武蔵野市と都政をつなぐ」

吉祥寺駅南口の耐震化、再開発や都営水道への早期一元化に向けて取り組みますと記述している。

 南口再開発は、すでに民間による準備組合が出来ているが、市の取り組みが未定。都政ではなく、市の都市計画の話だ。

 都営水道一元化は、20年来のテーマだが、すでに市と都の予備的交渉にはいっていて、島崎都議や自民党市議が都の水道局長まで申し入れしている話だ。何もやってない人が、パクってはダメですよ。

 28歳東大工学部卒が売りのようたが、選挙公報をみると都や市のことが全くわかっていない。大丈夫か?