野党は、今治市と愛媛県が96億円寄付して、10年がかりで岡山理科大学獣医学部を誘致したことに対する評価をすべきではないか
7月24日、25日の両日、衆・参予算委員会で加計学園が設置しようとしている岡山理科大学獣医学部について、質疑が行われた。
野党は従来の繰り返しで、総理からの指示があったのかなかったのかという手続き論に終始した。
地元今治市と愛媛県の提案で、獣医学部が新設が特区申請されたこと、そのものに対する評価がない。
またその努力は、10年前から続いている一貫した営みである。
地方自治や地方分権、地方創生は与野党含めて反対はないし、むしろ促進の発言が多いのに、今治市と愛媛県の思い切った「知」の振興策に言及しない。
さらに50年間、獣医学部を認めてこなかった文部科学省と獣医師会、それを「国家戦略特区」という制度で突破口を開こうとしていること、そのものに対する評価も野党はしない。
手続き論に終始した野党、残念である。
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