安倍総理とプーチン大統領の北方領土問題等交渉する首脳会議が10数時間後はじまるというのに、内閣不信任案提出で総理を釘づけ。

安倍総理とプーチン大統領の北方領土問題等交渉する首脳会議が10数時間後はじまるというのに、内閣不信任案提出で総理を釘づけ。

民進、共産、社民、自由の野党四党は内閣不信任案を衆議院に提出するという。

間もなく22時を目途に本会議が立ち、まず会期延長をし、そののち内閣不信任案を審議する。

勿論、否決だが、安倍総理は釘づけだ。

その後、IR法の審議だ。IR法案は参議院で修正可決されたので、衆議院で修正部分を含めて再可決しなければ法案として成立しない。

何のための内閣不信任か理解不能だ。IR法案は民進党を含めた超党派の議員連盟で3年にわたって議論してきた。民進党の柿澤未途議員など議員連盟の役員にもなっている。

そのような経緯があるので参議院内閣委員会で修正案の採決を民進党は認めたのだ。法案そのものには反対したが円満に採決されたのだ。

議員立法なのに内閣不信任提出は理解不能だが、100歩譲っても、安倍・プーチン首脳会議が10数時間後に迫っている状況まで引っ張る必要はあるのか?

成熟した民主主義国では外交交渉は超党派で応援し送り出す。首脳会議の内容が悪ければ、その後に批判する。それが国益第一の政治のルールではないのか。まことに残念。