「3・11大地震 命の危険にさらされ水に濡れ寒さに震え、家族の安否も不明 その中で救援物資が着くと整然と並びありがとうとお礼―私に言えるかしらとの女性の感想」

「3・11大地震 命の危険にさらされ水に濡れ寒さに震え、家族の安否も不明 その中で救援物資が着くと整然と並びありがとうとお礼―私に言えるかしらとの女性の感想」

3・11の報道が続き、街中でも話題が起こる。「私が同じ立場に立たされたら、あんなに毅然としていられるかしら」「東北の人は格上の人達ね」

実際救助に携わった米軍関係者があちこちで証言している。「世界中救命・救援に行ったが、こんなに整然と並んでいる姿を見たのは初めてだ。」「救援の任務が完了して基地をヘリで飛び立った時、砂浜に人影が見えた。救助を待つ人かと注目したら、流木を集めてアリガトウと書いてあった。」と、いう主旨を連邦会議で証言した米軍人の言葉を思い出す。

福島第一原発の事故で、直接運転に関係の無い女性職員を含む600人を第二原発退避させた後、暴走する原発を何とかコントロールしようと命がけで職務に邁進した吉田昌郎所長以下60余名、世界はその英雄的行為を「フクシマ50」と呼んだ。

未曾有の大災害に直面した時、被災地の人々がとった行動が世界の人々に影響を与えた。思い出す度に勇気をもらう。

これからだ日本。