「土屋副大臣が武蔵野市長在任中、一番心がけたことは何ですか? 私も参考にしたいと野志松山市長」

「土屋副大臣が武蔵野市長在任中、一番心がけたことは何ですか? 私も参考にしたいと野志松山市長」

総務省には日本各地から、知事、市長、町村長や各地の議員が面会を求めてやってくる。

個別の陳情には、主に副大臣、政務官が分かれて対応をする。年度末を控えて来客が数多い。

昨日陳情に、四国愛媛県松山市の野志市長さんが来られた。

松山市は四国最大都市で、人口は50万人を超える。夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台となった道後温泉が名高い。年間88万人も訪れる人気温泉だ。

私が武蔵野市長を6期勤めたことを良く知っていて、話が弾み市長時代のモットーを聞きたいとの事。

そこで次のように答えた。「市長は大勢の部下を率いて、政策を決定していく立場で組織の基準です。職員以上に働かなければなりません。職員の2倍働き、3倍考える」「そのためには自分の足で歩く、自分の頭で考える、自分の財布を使うことをモットーにしていました」

「変化は必ず地域に現れます。国の施策を先導する先進的な地域政策は、市内を歩き、よく見ることから始めなければなりません。職員より良く地域を知ることです」と申し上げた。

野志市長さんは、2期5年目で民間出身の48歳若い市長さんだ。熱が入り15分の予定が30分に超過してしまった。

再会を期して別れる。知事、市長、町村長には、国を思い、地域を思う人材が多い。気持ちの良い一刻だ。

20160210_095230