「コメの減反政策の成功と水田フル活用で飼料用米に転換奨励策が成功して米価は60㎏13000円で安定」
本日政調、農林水産部会が開催され本年のコメの作付状況と米価について論議がなされた。
作付状況は熊本県など台風の襲来が相次いだところは不良だが全国的には概ね例年並みだ。
特徴的なことは減反政策がうまくいき、作付面積が予定通りの目標を達成したことと、飼料用米に転換促進し減反補助金と飼料用米の補助金と各々実績に合わせて支給される。
グローバルに見ると、穀物の出来る地域は温帯から亜熱帯と限られているので、日本のように条件が良いのに、穀物を作らず減反で良いのかという反省に立って、水田をフル活用して家畜の飼料用米に転換奨励策をとった。
このことによって農家はきちんとつくれば、主食用と飼料用と各々買い上げてくれることになり意欲が出たのである。
家畜のえさは、トウモロコシ等100%近く輸入に頼っていた、飼育農家にとっても朗報だ。自民党が主導した飼料米転換策だが着々と成果をあげている。
コメの市場価格も需給関係で決まるので、成功すると見通しをつければ仲買、却売は適正な価格をつける。さらに日本のコメの輸出にドライブがかかればコメ価格にも反映する。
「民主党時代のコメ政策は戸別所得補償だ。農家が一生懸命耕作しなくても政府が保証する。ならば安く買いたたいても農家実損はないだろうと仲買・却売はそう考えた。米価は安く農家は意欲を無くす。農家の気持ちをくみ取れない素人農政だと」宮腰農業基本政策検討PT座長。
「2015年11月9日(月)副大臣公務日誌」
13:00~13:45
・部局からのレク
自治税務局企画課(地方税に係る税制改正について)
・決裁
出張、人事案件
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