「北朝鮮拉致被害者救済のための国民大集会―全国から2,000人日比谷公会堂に集まり決起」

「北朝鮮拉致被害者救済のための国民大集会―全国から2,000人日比谷公会堂に集まり決起」

本日午後2時―5時まで家族会・救う会・北朝鮮拉致救出議連共催の全国集会が開催され安倍総理、山谷拉致問題担当大臣を始め各党の代表が出席した。

席上拉致被害者のご家族を始め特定失踪者(疑いがあるものの拉致されたと認定されてない方々)のご家族の方々の切実な訴えが、胸に響くと共にご家族の高齢化が目立った。

昨年の北朝鮮とストックホルムで再調査の合意があってから、いっこうに調査が進展しないことに参加者の苛立ちが見える。

金正恩の指示で拉致の再調査が決まったのだが、金正恩が独裁者であるだけに逆に期待が高まったが実際はなんら進展していない。期待が高まっただけに落胆、徒労感が強いのだ。

むしろ拉致以外の日本人遺骨問題などが分離先行する恐れがあることを懸念している。

これらの関係者の気持ちを反映して決議案には

  1. 北朝鮮は全拉致被害者を一括帰国させよ
  2. 日本政府は全被害者の一括帰国を要求し続けよ、それ以外の「報告」や「死亡の証拠」を受け取るな
  3. 日本政府は期限を設定し、それが実現しなければ合意白紙と圧力の強化
  4. 立法府はテロ集団を支える活動を国内で行うことを阻止する新法を作れ(朝鮮総連のことを想定)

と決議した。

例年のことだが、共産党と社民党は欠席だ。

 

<国民大集会に2,000人の参加者>

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