「日本一の農業所得一戸3,000万円-長野県川上村に地方創生の視察相次ぐ-宇宙飛行士 油井さんの出身地だ」

「日本一の農業所得一戸3,000万円-長野県川上村に地方創生の視察相次ぐ-宇宙飛行士 油井さんの出身地だ」

川上村の共有林を借りて33年前に武蔵野市のキャンプ場を造った。

7月20日~8月10日頃にかけて毎年1,500名の子ども達が、2泊3日で本格的なキャンプを楽しんでいる。今年も現場の子ども達の姿を見るために訪問。

キャンプファイヤーの時間に夕立があったが、屋根付きの広場でキャンドルパーティなど、生き生き元気な子ども達の姿が印象的だ。

途中、村役場に寄って藤原村長にご挨拶。川上村は、レタスやサニーレタスの高原野菜生産日本一だ。

一戸あたりの所得が、平均で3,000万円超から1億円を超える農家もあるという。

藤原村長の家も4~5町歩耕し、3万ケース以上の出荷とのこと。

「農業を実際やっていないと村民の気持ちがわかりませんから」

「家族は毎朝2時に起きて畑に出ます。私は畑から帰った家族と朝食を一緒にとって役場に行きます」

「地方創生で毎日のように全国から視察が相次いでいますが、川上村には高原で寒冷地という特別な条件があります」

「ここまでくるのに50年かかっているので、その辺を理解して参考にしてもらえば」とのこと。

川上村藤原村長は、全国町村会の会長を務める地方自治のたたき上げベテランだ。私とは40年の付き合いである。子ども達がお世話になっていることを御礼申し上げ、再会を期して別れる。

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