「小金井阿波踊り、都道小金井街道を通行止めしての一大イベント-広場計画に消極的だった菅直人代議士を思い出した」

「小金井阿波踊り、都道小金井街道を通行止めしての一大イベント-広場計画に消極的だった菅直人代議士を思い出した」

昨夜と今夜、二夜連続で小金井阿波踊りが盛大に挙行。中央線高架事業と武蔵小金井駅南口再開発事業が5年前に完成してから、駅北口広場6500㎡も舞台に加わり更に一層賑やかに盛大になった。参加連は40以上というから、2000~3000人の踊り手になる。

稲葉市長は、友好都市三宅島の記念事業に金曜日の夜、船で参加し土曜日の朝に飛行機で帰ってきたという。行動力あふれ、タフだ。

阿波踊り大会が年々盛大になる要因が、中央線高架化と南口広場の完成で、南北が一体となったことだ。南口広場は、従来の北口広場の1.7倍の広さなのだから。

南口広場の都市計画決定と事業の進捗、完成には稲葉市長の小金井市にかける並々ならぬ愛情と決意があった。駅前広場と交流センター建設に反対をしていたのは共産党・市民の党等だが、当時は民主党も消極的で、市議会で予算が否決されるという状態だった。民主党の市議の中にも計画の挫折を憂うる良識派がいて、稲葉市長はその市議の取りなしで一緒に菅直人代議士にお願いに行った。稲葉市長から事業内容の説明も2時間に及んだという。菅直人代議士の結論は、地元の事は地元に任せるということだったという。

南口再開発事業は、国の許可と国・都の巨額な予算を注入する事業だ。このまま市議会で予算が否決され続ければ、国や都の信用を失う。危機感を持った稲葉市長は、平成16年に任期途中で市長を辞任し、再開発の是非を問う市長選挙に挑んだのである。市民はこの決断に答えて、稲葉市長は3万票近い大量得票で当選した。この得票数は、今もって破られていない。

この結果を見て、菅直人代議士は態度を変えて、地元の民主党も賛成にまわったのである。

国や都も、稲葉市長の強固な指導者としての意志を高く評価して全面的にバックアップした。駅前広場だけで、都は60億円投入したのだ。稲葉市長の市長職を賭けた政治決断があって駅前広場が出来たのだ。

岐路に立った時、稲葉市長を案内して菅直人代議士との面会の機会を作り、その後一貫して小金井市の為に稲葉市長を支えた、良識派民主党小川和彦元市議は今年の阿波踊り大会会長である。小川和彦会長は感無量だろう。

<小金井街道いっぱいの踊り手>

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<武蔵小金井駅北口にて稲葉市長、木村都議、小川会長らと>

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