「つながる社会がつながらなくなった時どうするか~3.11の時、日米を結ぶ海底ケーブルが5本中、4本不能」

「つながる社会がつながらなくなった時どうするか~3.11の時、日米を結ぶ海底ケーブルが5本中、4本不能」

今朝の政調国土強靭化総合調査会で、レジリエンスジャパン推進協議会の三浦会長(NTT会長)他から「緊急提言書」について説明を受け質疑した。

この会は、民間の企業、団体、シンクタンク、大学教授が会員で各役所もオブザーバーの立場で参加している協議会だ。

首都直下型地震や東南海地震に備えて、どのような対策をとるべきかの提言書である。

住宅、エネルギー、交通、物流、リスクコミュニケーション、産業等、ワーキンググループを結成して提言をまとめている。

議員からは、港湾、空港などの強靭化についても提言して欲しいとの発言。~現在追加して研究中との答え。

三浦会長は「2011年3月11日の東日本大震災の時は、日米の海底ケーブルが5本中4本不能になった」

「西日本からオーストラリア経由で米国につなぐバックアップ体制が必要」

「様々なデータを東西に分けて保管する」

「衛星通信を強化することも大事」との発言。

緊急時の自宅で自活するためのエネルギー源として、燃料電池自動車や電機自動車を使うことなどの提言もあった。

私からは

①現代はすべてがつながっている世界だから、つながらなくなった時、どうするか。昔の薪で炊事、井戸で水汲み、汲み取り便所のスタンドアローンが強靭化で現代風にどうつくるか。

②つながっている世界へ外からのサイバー攻撃なども強靭化の視点で付け加えて下さい

と意見を述べた。