「凄いぞ、はやぶさ2。小惑星サンプルリターン技術は世界中で日本だけ。ただ米国が急迫。」

「凄いぞ、はやぶさ2。小惑星サンプルリターン技術は世界中で日本だけ。ただ米国が急迫。」

本日昼から自民党政調、科学技術・イノベーション戦略調査会が開かれた。席上、はやぶさ2についてJAXAから報告があった。

はやぶさ2は、2014年12月3日に打ち上げられて2015年11月、12月地球にスイングバイ。2018年6月、7月に小惑星に到着予定。

小惑星にリモートセンシング、小型ローバー、ランダの投下、タッチダウン、サンプル取得(複数回)などの技術を駆使し、2019年11月、12月に小惑星出発、地球帰還は2020年11月、12月の予定だという。現在、ミッションは順調に遂行しているとJAXA国中均はやぶさ2プロジェクトマネージャーの言葉。

小惑星探査1号機はやぶさが2003年打ち上げられ、小惑星イトカワに着陸。7年目の2010年6月14日に地球に帰還したことは全国民に希望を与えた快挙だった。

当時民主党政権で蓮舫氏の事業仕分けで予算が調査費のみ、僅か3000万円に縮小された後の帰還だった。

その僅か4年後、後継機はやぶさ2を打ち上げることが出来た。理由について国中プロジェクトリーダーは次のように語った。

若い人材が志願して集まっている
紆余曲折はあったものの、理工一丸の「日の丸」体制が整う。宇宙開発事業団(NASDA)、航技研(NAL)、宇宙研(ISAS)の清栄が、新組織「月惑星調査プログラムグループ(JSPEC)」に終結し、事を進めた。

JAXAは、フラッグシップミッションと定め、推し進めた
探査機の開発製造では、JAXAに加え各搭載機器担当(大学、研究機関、民間企業他)の力が終結し、2年半という短い期間で成し遂げた。

国内はもとより世界各国から熱い支援がある
科学技術に対する不安を払拭したい信念。不具合や課題に対し、真っ向対峙する姿勢を貫いた。

暗いニュースが続く中、未来に希望のもてる素晴らしい話を聞いた。自民党全力で支援する。