「イスラム教国の観光客はゆるやかな増加が望ましい-海外からの観光客1,300万人超」

「イスラム教国の観光客はゆるやかな増加が望ましい-海外からの観光客1,300万人超」

昨年、海外から日本来訪した観光客は13,000万人を超えた。2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは2,000万人を超えるという予測だ。

その中には、当然イスラム教徒の観光客も増えている。本日1月15日付の日経新聞2面では、マレーシアからの観光客は前年比42%増の21万人。インドネシアは13%増の13万5千人という。

イスラム教徒はイスラム教の戒律に従って豚肉など禁止だ。それ以外にもいくつかの作法があり、その戒律そった「ハラル」認証が必要だという。ハラルとは、最近よく耳にする言葉だが、これらの戒律と作法に日本及び日本人が徐々に慣れないと意図しない摩擦が発生する。

キリスト教文化は4~500年かかって受容したが、現代はオープンスカイのグローバル時代なのだから、イスラム教の信仰と文化は比較的短時間で日本は受容・共存しなければならない。

世界がワンワールドとなった今日だが、それにしてもリードタイムが必要だ。人為的に加速せず緩やかに対応することが必要。