「企業の成長マネーとセーフティネットマネー供給は、政投銀、商工中金に担わせるべき。」

「企業の成長マネーとセーフティネットマネー供給は、政投銀、商工中金に担わせるべき。」

本日の昼から「政調 成長と安心のために必要な資金供給に関する検討PT」が開催された。

創業したての企業が一番困るのは、金融機関が資金を提供してくれないことだ。

アメリカには、ハイリスク・ハイリターンの精神で、実績のない創業したての企業に思い切って投資をするファンドがあるが、日本の金融機関は保守的だ。

預金者保護の名の下でリスクをとらない。さらにリーマンショックや東日本大震災の時のように企業が危機に陥った時には十分に対応が出来ない。

では、どうするか?結局、政府系金融機関を活用するのが妥当だろう。

政府系金融機関の政策投資銀行(政投銀)や商工組合中央金庫(商工中金)は株式を売却して完全民営化が方針だが、当面、両組織の機能を強化して、地方の中小企業を支える役割を担わせたらどうかと主張した。