立憲民主と国民民主が合流して元の民主党に? 九州地方に超豪雨が降り、80人以上の犠牲者が出ている最中に、脱ダム宣言の民主党の復活?

立憲民主と国民民主が合流して元の民主党に? 九州地方に超豪雨が降り、80人以上の犠牲者が出ている最中に、脱ダム宣言の民主党の復活?

政党の合従連衡は政治の常ではあるが、よりによってこの時期に二党が合流して脱ダム宣言をした「民主党」を名乗るという。
平成21(2009)年、民主党は政権交代を果たした。その時のスローガンの1つが「コンクリートから人へ」「脱ダム宣言」だ。当時の前原国土交通大臣は「八ッ場」ダム建設中止をはじめ、全国90ヶ所以上の中小ダムを中止した。

今回氾濫した球磨川にも川辺川ダム(総貯水量1億3000万トン)の九州最大級の治水・利水ダムの計画があったが、それを中止したのは民主党政権だ。
ダムのような超大型公共事業は、長い年月と膨大な費用を投じて完成するのだから、万々が一を考えて着実に進める事が大切なのだ。
山林や緑を整備して「緑のダム」とするなどと、頭で考えた綺麗事を言って、あっさり中止。その幼稚性はどう見ても日本国を背負う政党とは思えない。

そもそも80人超の犠牲者が出て家屋を失ったりした人々は数万人に及び、さらに豪雨が予測されるこの時に無神経に合併ごっこをする。国民の嘆きの声が聞こえないのだろうか。