日本が攻撃されたらアメリカが守る、アメリカが攻撃されても日本は守らない。米軍の日本駐留経費を全額日本が持つべきだ―トランプ大統領

日本が攻撃されたらアメリカが守る、アメリカが攻撃されても日本は守らない。米軍の日本駐留経費を全額日本が持つべきだ―トランプ大統領

本当に発言したのかどうか、伝聞なので真偽の程は分からないが、トランプ大統領の生来の主張であることは間違いない。さっそく新聞各紙が取り上げた。ある新聞は日本が安保条約を解消して、現在の抑止力を維持するためには22兆円以上かかると試算した。憲法9条の問題もあるが「自衛権は国家固有の権限である」と昭和34(1959)年に最高裁が判示している。

トランプ発言の真意は「自分の国は自分で守れ」「同盟ならそれ相応の負担をすべきだ」というところにあるとすれば、独立国家として日本がどのような安全保障政策をとっていくのか、国防をどう考えるのか日本国民に課せられた課題だ。
またホルムズ湾航行中の日本のタンカー等が何者かによって攻撃を受けたことに対して、「自国のタンカーは自国が守れ」という主張も。しかし日本には中東全域を見渡し警戒、監視、防衛する能力を持つ事は到底不可能だ。唯一、アメリカだけがその能力を持っているといっても過言ではない。トランプ大統領に米国の役割発揮をお願いする。