家賃補助ハイブリット型から給付型に変更ー早期執行を

家賃補助ハイブリット型から給付型に変更ー早期執行を

本日閣議決定される第二次補正予算は30兆円超の見込み。昨日の自民党政務調査会で大筋が了承された。

家賃補助については当初ハイブリット型にすると国会で答弁していたが、単純明快な給付型に変更された。妥当な変更だ。ハイブリット型とは事業者がまず政府系金融機関から借入を行ったうえで融資の返済金の2/3を補助金として給付するという形だ。このやり方だと

①政府系金融機関に借入を申し込まなければならないが、窓口が混みあっていていつになるか見当もつかない。

②事業者は先行して持続化給付金など借入を行っていて借入枠など融資の審査が難航する。

③返済不能になった時政府系金融機関が不良債権の山になりパンクする。

等の問題点があった。私は政府関係者各省の幹部の皆様にそのことを折に触れて訴えたが、給付型に変更してすっきりした。

スピードが大事なので、給付金の窓口を広く取り添付書類も簡素化することが大事だ。これからくる大不況、需要と供給の落込みにどう対処するのか政治の力量が問われている。

(5月8日、4月30日のブログを参照下さい。)