台湾政府の若き官僚、デジタルのエース、オードリー・タン唐鳳さんの話をリモートで聞きました
①デジタル社会をオープンな社会にするためには広く市民からの意見に耳を傾ける。
②デジタルで情報が集中すると権力を集中できるという魅力を感じる人がいる。
③アジェンダは国民が設定。公務員は政策のプライオリティーをつける。国民はデジタルを使って多様な意見を寄せる。
④北京政府からのサーバー攻撃を受けることを警戒して4Gの地代の2015年から北京を入れたら駄目だという認識で行動した。
⑤定期的にベンダーを評価する。
⑥2015年から政府の調達管理法でセキュリティー明文化した。馬英久総統の時から決まっていた。
⑦2019年の暮れから武漢市で李文亮医師が原因不明の感染症に注意を発していた。
⑧それをインターネットでキャッチした市民から通報があり調整していた。
⑨WHOにも通報したが何も言ってこないので1月1日に公表してWHOにも通知した。
⑩台湾はそれ以後、様々な対策をとり市民の健康を守った。
⑪政府も間違える。市民から指摘され誤りが分かったら訂正すれば良い。
オードリー・タンさんに一貫しているのはデジタル社会とは市民を信頼して政府が情報を公開し、市民は情報を柔軟に受け止めることだ。ともに作っていくという姿勢だということを強く感じた。
印象に残った言葉「AIは勝手に動かない。補助的につかう。権威的に使わない。四半期毎短期の成果に左右されず25年先を考えれば各国も一致できる。」
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