ワクチン接種による獲得免疫も大事だが、本来人間が持っている自然免疫(自己免疫)も大事と大阪大学名誉教授 宮坂昌之先生
昨年7月の自民党政調でご講演いただいた大阪大学名誉教授 宮坂先生は日本の免疫学の第一人者です。改めて先生から戴いた手元の資料を読み返しました。
「人間には生まれた時から持っている自然免疫があり、外部から体に侵入したウイルスを排除する食細胞がある」
「必ず自然免疫が働いてから、獲得免疫が働くようになる」
「自然免疫だけでも、病原体の排除が可能」
「自然免疫は外部から侵入するウイルス等病原体に、数分から数時間で反応する」
「個体の抵抗性は自然免疫と獲得免疫の総和である」
「感染症(orワクチン)は持続的免疫を付与するものと、そうでないものがある」
「20年以上持続的免疫を付与するものは、破傷風・風しん・麻しん・ジフテリア・おたふく風邪等」
「短い免疫しか付与できないものは、肺炎球菌(5年)・百日咳(3年)・インフルエンザ(4か月)等」
「新型コロナウイルスはインフルエンザに近いか?」
宮坂先生のお話を聞いて6か月。資料を読み返して、そこに書いてある言葉を引用したが、自然免疫が大事な役割を果たしていることを再確認した。
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