コロナ対策、大阪と宮城に学ぶ。飲食でパネルの仕切りを徹底する。都は区市町村と協同で対策を強化すべきでは

コロナ対策、大阪と宮城に学ぶ。飲食でパネルの仕切りを徹底する。都は区市町村と協同で対策を強化すべきでは

一か月早く緊急事態宣言を解除した大阪は東京より多い感染者。独自のGOTOイート施策をとった宮城は人口当たりの新規感染者がトップ。こんなに因果関係がはっきりした状況はめずらしい。

結論は多人数による飲食を禁ずれば良いのだが、実際にはそうはいかない。となれば、飲食中に飛沫が飛ばないように、きちんとしたパネルで仕切ることだ。

東京都の自粛要請は、各々の店舗に任せて協力店のラベルはパソコンからアウトプットするという規制で実効性が担保されていない。都は協力店を自己申告だけでなく、実際に対策をとっているか否か点検して歩くことが重要なのでは。点検して対策をとっていない店舗には協力金を出さないことにすればよい。都が区市町村に呼びかけて、臨時の点検隊を組織する。それが実効性のある対策の第一歩だ。

カラオケでクラスターが発生して70代が感染したというニュース。分別ある70代なら、ひとつのマイクを持って歌をうたっていればどうなるのかわかるでしょう。これが1年前ならともかく、昨年2月3日のダイヤモンドプリンセス号から始まったコロナ禍が、もう1年三か月余り、学んでほしいね。