かわの律子さんの優れた実績は、小金井市の三大難問、行政改革、武蔵小金井駅南口再開発、ゴミ処理場問題を稲葉市長の下で全て手がけ、道筋をつけたことだ

かわの律子さんの優れた実績は、小金井市の三大難問、行政改革、武蔵小金井駅南口再開発、ゴミ処理場問題を稲葉市長の下で全て手がけ、道筋をつけたことだ

かわの律子さんが活躍を始めたのは、法務担当課長になって武蔵小金井駅南口再開発事業問題を手がけ、20件近い裁判を法務を担当として捌き成功した事だ。その後、総務部長としても職員組合との交渉の第一線に立ち、徹夜の交渉を通じ、市職員の人件費抑制に成果をあげたこと。さらに企画財政部長として日野市、国分寺市と小金井市で一部事務組合をつくり、新焼却場を日野市につくることの合意に交渉窓口として力を発揮したことだ。

ゴミ処理場問題は苦境に陥った小金井市政に対して日野市の馬場市長が一緒にやらないかと持ちかけ、日野市の地元を説得、周辺の環境整備に小金井市・国分寺市の両市が協力する形で大筋の決着をみた。この根本は当時の馬場日野市長、星野国分寺市長、稲葉小金井市長の信頼の賜物だが、その交渉の先頭に立ったのが、当時の清掃担当部長とかわの企画財政部長だった。その時の大筋の合意は、大坪日野市長に引き継がれ、今日にいたっている。

小金井市の三大難問解決は稲葉前市長の血のにじむような苦闘の結果であり、それを実務で支えたのが「かわの律子」さんだった。
豊かな法律知識、組合との粘り強い交渉力、様々な状況の適確な判断能力、不屈の闘志、大器である。停滞と混迷が続く小金井市を切り拓く最適な人物だと思う。